・次戦マイアミで覚醒する可能性のあるフェラーリ
・一喜一憂しないフェラーリ 今年のフェラーリは内部の雰囲気が違うとモンタニーが指摘
・ADUOによってさらにメルセデスとの差を縮めたいフェラーリ
元F1ドライバーのフランク・モンタニーは、4月のインターバル明けにフェラーリがライバル勢を驚かせる可能性があるとの見方を示した。
2026年シーズン序盤はメルセデスが明らかに優位に立っている一方で、フェラーリはしっかりと2番手につけている。また、フェラーリF1のチーム代表フレデリック・バスールは、マイアミGP以降“新たなチャンピオンシップ”が始まる可能性をほのめかしている。
モンタニーが特に注目しているのは、純粋な速さ以上に、イタリア・マラネロのフェラーリ本社工場内部の雰囲気だという。
「今年のフェラーリは落ち着き払っています。コース上の戦いにおいても、アップデートにおいても、成功しようが失敗しようが動じていません。ドライバーたちは前向きで状況を理解しており、冷静です。一歩ずつ進歩している過程を理解しています。私から見て、疑念を一切見せていないのはフェラーリだけです。だからこそ、唯一警戒すべき存在だと感じています。他チームが気づいていない何かを、彼らは理解しているのかもしれません」
フランス出身のモンタニーは、こうした自信に満ちた姿勢はフェラーリには珍しいものだと指摘する。
「開幕から3戦、彼らのコメントには一切の不協和音がありませんでした。ここ10年で、これほど落ち着いているフェラーリを見たのは初めてです」
さらに、まもなく導入されるとみられるADUO(追加開発アップグレードの機会)にも関心が集まっている。これによりフェラーリのようなパワーユニット(PU)メーカーが、パワー面で先行するメルセデスとの差を縮める可能性があり、主だった弱点とされているスピード面での課題克服の鍵となることが予想されている。
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