・ランビアーゼのマクラーレン移籍を後押ししたのはフェルスタッペンだった
・ランビアーゼはマクラーレンでチーフ・レーシング・オフィサーのポジションに就く予定
・将来的には、現代表のアンドレア・ステラに代わり、ランビアーゼがチーム代表の座を担う可能性もある
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、自身のレースエンジニアであるジャンピエロ・ランビアーゼに対し、マクラーレンからのオファーを受け入れるよう自ら後押ししたことを明かした。この決断は、F1でも屈指の成功を収めたパートナーシップの終わりを意味するものとなる。
現在、レッドブルでフェルスタッペンのレースエンジニアを長年務めるランビアーゼは、“遅くとも2028年までに”マクラーレンへ移籍し、チーフ・レーシング・オフィサーに就任する予定だ。このタイミングは、フェルスタッペンの現行レッドブル契約の終了時期とも一致しており、注目を集めている。
アムステルダムで開催された『Viaplay』のイベントで語ったフェルスタッペンは、この決断に自らが直接関与していたことを明らかにした。
「ランビアーゼはどんなオファーを受けたのかを僕に話してくれました。僕は『それを受けないなんてあり得ないよ』と言いました。僕たちはすでに一緒にすべてを成し遂げました。そのうえで、家族のことや将来の安定も含めて、素晴らしいオファーを得たのです。彼はある意味で『許可』のようなものを僕に求めてきましたが、僕は絶対に受けるべきだと言いました。彼はその言葉を僕から聞きたかったのです」
フェルスタッペンは2人の強い関係性を強調するとともに、将来的に再びタッグを組む可能性にも言及した。
「もちろん、GP(ランビアーゼの愛称)とは非常に良い関係を保っています。将来、もしかしたらF1以外で再び一緒に仕事をすることもあるかもしれません。僕たちは生涯の友人ですし、まだ若いのです。今回のマクラーレンからのオファーは信じられないほど素晴らしいものであり、彼の家族にとっても大きな安心をもたらします。そういった点も考えなければなりません。だから僕は『絶対に引き受けるべきだ』と伝えました。それが彼の望んでいた言葉だったのです」
かつてランビアーゼがチームを離れるならレッドブル離脱やF1からの引退もあり得ると示唆していたフェルスタッペンだが、今回のランビアーゼの移籍については受け入れていると断言する。
「彼を引き止めようとは思いません。だから落ち込むこともありません。レースの面でも、それほど気になりません。僕たちはすでに多くを成し遂げてきましたから。『ここに残ってほしい』とは言えません。それぞれに夢や目標があります」
なお、マクラーレンF1はランビアーゼのチーフ・レーシング・オフィサー就任を正式に発表しているが、将来的にチーム代表職に昇進する可能性もあると見られている。その場合、現代表のアンドレア・ステラがフェラーリF1へ復帰する可能性も取り沙汰されている。
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