ノリス「どうして? 答えさせてよ」“発言制限”に抵抗もマネージメントが強制終了

2026年04月23日(木)22:18 pm

記事要約


・メディアの取材に応じたノリス、発言をマネージメントに遮断される

・F1、2026年レギュレーションの話題などに対し、執拗な介入が入る事態に

・ノリスは自ら答えようとするも、マネージメントは回答の余地を与えなかった


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■ローレウス賞受賞の舞台裏で露呈した“発言制限”

マクラーレンのランド・ノリスが新聞インタビュー中、自身のマネージメントチームによって発言を制止されていたことが明らかになった。現F1王者であるノリス本人は率直に語る意思を示していたものの、発言は強く制限されていたという。

この一件は、英紙『ガーディアン』のドナルド・マクレー記者によって報じられたもので、ノリスが※ローレウス・ブレークスルー・オブ・ザ・イヤー賞を受賞したタイミングで明らかになった。

※ローレウス・ブレークスルー・オブ・ザ・イヤー賞:ローレウス世界スポーツ賞の一部門、前年にスポーツ界で最も著しい成長、飛躍、あるいは衝撃的な活躍を見せた個人やチームに贈られる賞

インタビューが進む中、マクレーによれば、ノリスのマネージメントチームの一員が本人に代わって質問に答え始めたほか、電話越しの関係者が突如介入し、F1の2026年レギュレーションに関する話題を遮ったという。

さらに同席していた担当者もやり取りを打ち切ろうとし、「時間です」と発言。質問が続く中で物理的に距離を詰めて制止する場面もあったとされる。ノリスが自ら答える意思を示した場面でも、それは認められなかった。

「その質問には喜んで答えます」と26歳のノリスは語ったが、担当者は「No(ノー)」と即座に制止。これに対しノリスは、「僕に決定権はありませんから…」と口にした。

一時は介入に対して反発し、「どうして? いいじゃないか、許可してよ」と食い下がる場面もあったという。

■“口封じ”とも受け取れる対応 通常の質問も制限

マクレーはこの一連のやり取りを「口封じ」と表現し、普段のノリスの率直で思慮深い人柄とは対照的だと指摘した。

通常の質問でさえ制限されており、レッドブルのマックス・フェルスタッペンの将来に関する話題でも、ノリスは「分かりません。マックスは好きなことをすればいいと思います」と簡潔に答えるにとどまった。

しかしその直後、マネジメントチームの一員が割って入り、
「マックスは素晴らしい人物です。彼は史上最高の人間で、私たちは彼を愛しています。――そう引用しておいてください」
と発言し、やり取りは茶番のような混乱を呈した。

■タイトル獲得の喜びを語るも、残ったのは別の印象

こうした制約がある中でも、ノリスは自身のタイトル獲得について次のように振り返った。
「昨年は非常に特別な年でした。F1のワールドチャンピオンはこれまでわずか35人しかいません。そのリストに自分の名前が加わったことは、本当に信じられないことです」

しかし最終的に、このインタビューが残した印象は別のものとなった。
マクレーは「称賛に値するワールドチャンピオンが、このような形で管理されなければならないという事実は憂慮すべきだ」と結論づけている。

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