【F1予選】猛烈な雷雨!Q1赤旗中断から1時間、路面状況さらに悪化で再開見通せず/サンパウロGP
11月7日(土)、2026年F1第20戦サンパウロGPの予選がインテルラゴス・サーキットで行われたが、激しい雨によりQ1開始直後に赤旗中断となった。
Q1は開始から2分23秒、残り15分37秒の時点で赤旗が提示された。予選開始から1時間が経過しても再開できず、現地では雷鳴や稲妻を伴う激しい雨が続いている。
■路面は川のような状態、ハイドロプレーニングの危険
予選開始直前から雨が強まり、各車はインターミディエイトタイヤでコースイン。しかし、雨脚は急激に強まり、フルウェットタイヤでも滑るほどの状況となった。
アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)は無線で「アクアプレーニングが始まっている」と報告した。
コース上には川のように水が流れる場所もあり、レースコントロールはターン2、ターン3、ターン4からターン5にかけて水たまりが発生し、ハイドロプレーニングの危険があると伝えた。マーシャルはコース上やピットレーンの水たまりを除去する作業を行い、セーフティカーも繰り返しコースを走行して路面状況を確認した。
■さらに強い雨が予想、セーフティカーの報告も厳しく
雨はいったん弱まる場面もあったが、その後再び激しさを増し、雷鳴や稲妻も発生した。レースコントロールによると、今後10分間はさらに強い雨が予想されている。
また、セーフティカーによる路面確認では、前回の走行時よりもコンディションが悪化していると報告された。各チームはガレージやマシン内で待機を続けており、予選再開の見通しは立っていない。
■ドライバーは待機、観客は雨の中で大合唱
マックス・フェルスタッペン(レッドブル)やガブリエル・ボルトレート(アウディ)はマシン内で待機。一方、ジョージ・ラッセル(メルセデス)やピエール・ガスリー(アルピーヌ)はマシンを降りて再開を待った。
アントネッリは「かなりひどい通り雨だったね。びしょぬれだよ」と苦笑。イザック・ハジャー(レッドブル)も「新しいシートと新しいスーツが必要だよ」と無線で話した。スタンドでは雨具を着た観客が大合唱を続けるなど、悪天候の中でも熱気に包まれている。
※ハイドロプレーニング(アクアプレーニング)現象:タイヤと路面の間に水の膜ができ、タイヤのグリップが失われて車両のコントロールが難しくなる現象。




