F1第4戦バーレーンGPフリー走行1回目、詳細レポート
2012年F1第4戦バーレーンGPが4月20日（金）、バーレーン・インターナショナル・サーキット（1周／5.412km）で開幕。現地時間10時（日本時間16時）から90分間、フリー走行1回目が行われ、フリー走行1回目が行われ、ルイス・ハミルトン（マクラーレン）がトップになった。
セッション開始時の天候は晴れ、気温27℃、路面温度は35℃。セッションが始まると、各車ともシステム確認などを行うインストレーションラップを実施。フェラーリは、このタイミングでリアウイングに気流を確認する塗料を塗って走行していた。
開始約20分、まずはフォース・インディア勢がタイム計測を開始。ニコ・ヒュルケンベルグが1分36秒855を記録し、続いてポール・ディ・レスタが1分37秒380を記録。路面にはまだラバーがのっておらずグリップが低いようで、クルマが滑ってしまう場面も多い。フォース・インディア勢がタイムを更新しながら周回を重ねる中、小林可夢偉（ザウバー）などほかのドライバーも走行を開始した。
開始約30分、この時点でのトップはロメ・グロジャン（ロータス）で、タイムは1分34秒847。しかし、タイムを計測したのはまだ4名だ。また、まだ路面は非常に滑りやすく、リアが滑る場面も多く見受けられる。
開始約40分、キミ・ライコネン（ロータス）が1分34秒609を記録してトップに。しかし、すぐにセバスチャン・ベッテル（レッドブル）がトップタイムを更新。ベッテルのタイムは1分34秒311だった。その後、ベッテルは自身のタイムをさらに更新して1分33秒877を記録してピットへ戻った。
開始約50分、すでに全車がタイム計測を行ったが、トップはベッテル、2番手ルイス・ハミルトン（マクラーレン）、3番手はニコ・ロズベルグ（メルセデスAMG）。開始約55分でハミルトンが1分33秒572を記録してトップに。
その後も各車が走行を重ねているが、路面が滑りやすい状況に変わりはないようだ。また、コースオフするクルマや、ブレーキングでタイヤをロックさせるクルマも多い。
残り数分となった段階でフォース・インディア勢がソフト側のタイヤで走行。ディ・レスタは1分34秒150を記録して3番手に浮上している。路面温度が42度にまで上昇したところでセッション終了。ハミルトンがこのセッションのトップになった。可夢偉は、1分35秒929を記録して16番手。チームメートのセルジオ・ペレスは1分35秒024を記録して11番手になっている。
・【結果】F1第4戦バーレーンGPフリー走行1回目、各ドライバーのタイム、タイム差など
・F1第4戦バーレーンGPフリー走行1回目の結果
