F1第4戦バーレーンGPフリー走行2回目、詳細レポート

2012年04月20日(金)22:09 pm

2012年F1第4戦バーレーンGPが4月20日(金)、バーレーン・インターナショナル・サーキット(1周/5.412km)で開幕。現地時間14時(日本時間20時)から90分間、フリー走行2回目が行われ、ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)がトップになった。

セッション開始時の天候は晴れ、気温32℃、路面温度は40℃。セッションが始まると、各車が続々と走行を開始。開始約10分の段階では1分34秒500を記録したジェンソン・バトン(マクラーレン)がトップになっている。

開始約15分、ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)が1分34秒346を記録してトップへ。しかし、すぐにミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)がロズベルグを上回る1分34秒329を記録。これでメルセデスAMGの1-2となった。だが、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)がシューマッハのタイムを大きく上回る1分33秒639でトップに立った。

開始約30分、ベッテルがソフト側のタイヤでタイムを更新。ベッテルのタイムは1分33秒525だったが、その直後にロズベルグもソフト側のタイヤでトップタイムを更新。ロズベルグは1分32秒816を記録している。

セッション前にはチームメンバーの安全確保を目的に、暗くなる前にサーキットを出るために走行を早めに終えると決めていたフォース・インディアだが、結局このセッションを走らないことになった。

開始約45分、トップはロズベルグのままだが、すでに多くのクルマがソフト側での走行を開始している。また、このセッションになってもブレーキングでタイヤをロックさせるクルマや、コースオフするクルマが目立つ。その後もソフト側のタイヤで走行するクルマが多かったが、ロズベルグのタイムを上回るドライバーはなかなか現れなかった。

セッション中盤から終盤にかけては、決勝を想定して1度に多くの周回を走るロングランを行っているチームが多い。中でもザウバーやメルセデスAMGなどは、2人のドライバーでタイヤをソフト側とハード側に分け、タイヤの比較を行っていると思われるチームもある。

セッション終盤にはフォース・インディアの2台を除く全車がコースインしていたものの、多くのクルマがロングランを行っており、上位勢ではタイムが更新されない状態が続いた。

結局、ロズベルグがトップのままセッションは終了。小林可夢偉(ザウバー)は、1分34秒411を記録して7番手、チームメートのセルジオ・ペレスは1分34秒893で10番手だった。

【結果】F1第4戦バーレーンGPフリー走行2回目、各ドライバーのタイム、タイム差など
F1第4戦バーレーンGPフリー走行2回目の結果

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック