ケビン・マグヌッセンが2014年F1デビューを狙っている。
元F1ドライバーのヤンを父に持つ20歳のデンマーク人ドライバー、マグヌッセン。現在はマクラーレンのドライバー育成プログラムで修行中の身だ。
先週シルバーストンで行われた若手ドライバーテストでは、10日(水)に2013年型マシンのステアリングを握ってトップタイムを記録、チームに好印象を与えた。
もっとも、現行ドライバーの2人とも2014年はマクラーレンのシートを明け渡しそうにない。ジェンソン・バトンは残留に意欲を示しているし、セルジオ・ペレスも再度チャンスを与えられるのが確定的だ。
マグヌッセンは『Italiaracing(イタリアレーシング)』へ次のように語っている。「僕の目標は、早ければ2014年にF1で戦うことだ」
「もしマクラーレンでそれがかなわないのであれば、ほかのチームをあたってみるよ」
「だからといってマクラーレンとの関係に影響は及ばない。F1ではほかに似たようなケースでうまく行っている例があるからね」
マグヌッセンが言及しているのは、ジュール・ビアンキに違いない。ビアンキはフェラーリのドライバー育成プログラムに所属しながら、今年マルシャからF1デビューしたのだ。