メルセデスの新取締役で株主でもあるトト・ヴォルフが、タイトル獲得の必要性を訴えている。メルセデスAMGは、過去3年連続で中団グループのトップという定位置から抜け出せないでいる。ヴォルフは、非常勤会長として今季から同じくメルセデスAMGへ加入したニキ・ラウダと共に現状の打開を目指し目下奮闘中である。
ヴォルフはドイツの『Suddeutsche Zeitung(ズードイチュ・ツァイトゥング)』紙に対し、「私たちが1番に掲げる目標は、フェラーリ、マクラーレン、そしてレッドブルらとともに、トップチームの一角として認められることだ」と語った。
「でも、そうなるにはタイトル獲得が不可欠だ」とヴォルフは主張する。
「ブランドのイメージをより力強く、若々しくするのが目的だ」
「メルセデスと聞いて、シルバー・アロー(メルセデスのレーシングカー)がさっそうと走る姿が思い浮かぶようにね」