今季開幕以来苦戦が続くフェラーリでは、前チーム代表であったステファノ・ドメニカリを更迭し、新たにこれまでF1経験をまったく持たないマルコ・マティアッチをチーム代表にすえたばかりだ。そして、フェラーリでは体制立て直しを図るため、さらに複数のF1界におけるエキスパート獲得を目指しているようだ。
すでに報じられているように、複数の信頼できる関係者が、フェラーリではすでにレッドブルの最高技術責任者であるエイドリアン・ニューイに対して破格の条件を提示して移籍を要請したことを明かしている。うわさによれば、ニューイはすでにレッドブルから年間1200万ドル(約12億3,000万円)もの報酬を受け取っているとされている。
フェラーリのある関係者は、『Guardian(ガーディアン)』紙に次のように語った。
「フェラーリではものすごくエイドリアン・ニューイを欲しがっているんだ」
「彼らがすでに彼(ニューイ)と話をしたかどうかは知らないが、もしまだでも、きっとそのうちそうするよ」
だが、レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、55歳となるホーナーはミルトンキーンズに本部を構えるレッドブルに満足していると次のように述べた。
「彼はチームに関する自分の気持ちをはっきりと語ってくれた」
「推測は推測にしかすぎないよ。なぜフェラーリがそうしたいのかは理解できるがね」
だが、フェラーリが獲得を目指しているのはニューイばかりではなさそうだ。かつてミハエル・シューマッハとともにフェラーリの黄金時代を築き上げ、昨年までメルセデスAMGのチーム代表を務めていたロス・ブラウンもすでにフェラーリへの復帰がうわさされている。
そして、最近スペインの『El Mundo Deportivo(ムンド・デポルティーボ)』紙が報じたところによれば、フェラーリでは先月までメルセデスAMGのテクニカルディレクターを務めていたボブ・ベルにも食指を伸ばすかもしれないという。
4月にベルの離脱を明らかにしたメルセデスAMGは、その声明の中でベルは違うところで「新たな挑戦」の機会を探すことになるとしていた。
「ブラウン、ベル、そしてニューイの加入により、フェラーリの技術部門に秩序がもたらされるだろうとうわさされている」と『El Mundo Deportivo(ムンド・デポルティーボ)』は書いている。