ハミルトン、フェラーリF1初走行で感動!ヘルメットの中で“笑顔”家族やファンが見守る

2025年01月23日(木)8:56 am

スクーデリア・フェラーリHPに7回のF1王者ルイス・ハミルトンが乗り込み、今シーズンの初走行が行われた。ハミルトンにとってはフェラーリの赤いマシンでの初走行となり、シャルル・ルクレールは久々にSF-23のコックピットに戻った。

■霧の中、フェラーリのハミルトンが初走行

月曜日、ハミルトンがフェラーリに到着した際には雨が降り、濃い霧が立ち込めていた。興味深いことに、1995年11月16日にミハエル・シューマッハが初走行した日も霧の中での走行だった。

2025年1月22日(水)9時16分、ハミルトンが乗るカーナンバー44を着けたフェラーリの旧車SF-23がガレージから初めてコースインした。フレデリック・バスール代表と代表代理のジェローム・ダンブロジオが見守る中、雨用タイヤを履いて初テストがスタートした。現場にはハミルトンの家族も駆けつけており、興奮した様子を見せていた。

ガレージに戻ったハミルトンは、レースエンジニアのリカルド・アダミと無線で会話を交わし、続いてスリックタイヤに交換し、フライングラップとスタート練習も行った。

最終的に、30周を完走し、89kmを走行した。TPCテスト(旧車テスト)規定は1000kmの制限があるため、フェラーリの“テイスティング”をしたところでテストは終了。セッション後、エンジニアへ報告を終えた後、ハミルトンはフィオラノに集まったファンたちの温かい声援に感謝の意を示した。

■ルイス・ハミルトン(フェラーリ、カーナンバー44)

「キャリアの中で多くの“初めて”を経験してきたけど、スクーデリア・フェラーリHPの車を初めてドライブした瞬間は、人生で最も素晴らしい瞬間の一つだった。

クルマのエンジンをかけてガレージのドアを通り抜けた瞬間、思わず笑顔になった。まるで初めてF1カーをテストした時の感覚を思い出した。20年近く経った今、再び同じ感情を味わっているよ。

フェラーリの家族がどれほど情熱的であるかは外部から見て知っていたけど、実際にその一員として感じることができて、本当に感動しているよ。この一週間、マラネロで感じた愛情にとても感謝しているし、これからの仕事にワクワクしているよ。」

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