記事要約
・F1ルイ・ヴィトン・オーストラリアGPの決勝は予報通りウェットコンディションとなり、全車がインターミディエイトタイヤを装着
・フォーメーションラップでアイザック・ハジャー(レーシングブルズ)がクラッシュし、やり直しのスタートに
・レース開始直後、新人ジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)とカルロス・サインツ(ウィリアムズ)が単独クラッシュし、早々にリタイア
■予報通りのウェットコンディション、開幕戦は波乱の展開に
2025年3月16日(日)、第1戦F1ルイ・ヴィトン・オーストラリアGP(メルボルン、アルバートパーク・グランプリサーキット)の決勝は、予報通りのウェットコンディションでスタート。全車がこのサーキットで初めてインターミディエイトタイヤ(小雨用タイヤ)を履いてのレースとなった。
フォーメーションラップでは、アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)がスピンしリアからウォールにクラッシュ。この影響でフォーメーションラップがやり直され、再び緊張感が高まる中でのスタートとなった。
■スタート直後、2台が単独クラッシュでリタイア
フォーメーションラップやり直し後のレーススタート直後、新人ジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)とカルロス・サインツ(ウィリアムズ)の2台が姿を消した。いずれも単独クラッシュで、ウェットコンディションの影響を受けた可能性が高い。
ドゥーハンとサインツは、ともにコース上でのコントロールを失い、ウォールに激突。これにより、2台はオープニングラップで早々にリタイアとなった。
この2台を撤去するため、セーフティカーが導入されている。5番手スタートの角田裕毅(レーシングブルズ)はシャルル・ルクレール(フェラーリ)に抜かれて6番手に下がっている。
フォーメーションラップでのハジャーのクラッシュに続き、スタート直後に2台が脱落するという異例の展開となった2025年F1シーズン開幕戦。
難しいコンディションの中、レースはどのような展開を見せるのか、今後の動向に注目が集まる。