記事要約
・アイザック・ハジャーはF1初のスプリントレースで13位完走「バトルを楽しめた」と経験を前向きに振り返った。
・予選は7番手を獲得。「トップ勢と走れて興奮した」一方で最終ラップには悔しさをにじませた。
・マシンに満足し「明日の決勝ではポイント獲得を目指す」と意気込んだ。
第2戦F1ハイネケン中国GP(上海国際サーキット)の2日目に予選が行われ、アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)が次のように振り返った。
■アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
・スプリント:13位完走(15番グリッド)
・予選:7番手
Q1 1:31.162
Q2 1:31.253
Q3 1:31.079
「今朝のスプリントレースでは、僕にとって重要な経験を積むことができましたし、他のドライバーとのバトルも楽しみながら良いレースができたと思います。終盤は全体的にタイヤのデグラデーション(劣化)が激しいコンディションでしたが、僕たちは中団グループの中でも比較的良いペースを維持できたと思います。とはいえ、まだ改善の余地はありますし、さらに良くするためのいくつかのアイデアも見つかっています。
午後の予選では、Q1が特に素晴らしく、バランスも良く、マシンのフィーリングは非常に良好でした。ただ、Q2とQ3では風向きが変化し、その影響でドライビングの感覚にも違いが出ました。
Q3は非常に緊張感がありましたが、トップドライバーたちと肩を並べて走ることができて、とても興奮しました。一方で、最後のアタックラップには、まだタイムを削れる余地があったと感じているので、少し悔しさも残っています。
メルボルンのレース後、チームはこの上海というまったく異なる特性のサーキットにおいても、パッケージを最大限に活かす素晴らしい仕事をしてくれました。マシンは完璧に仕上がっていますし、明日の決勝ではポイント獲得を目指して全力を尽くします。」
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