記事要約
・角田裕毅が日本GP決勝を振り返り「ポイント圏外フィニッシュに悔しさ」
・トラフィックの中でもマシンへの信頼感を深め「金曜とは別物の自信」と次戦への手応えを語る
・フェルスタッペンの勝利を称え、日本のファンへの感謝を述べる「Hondaエンジンで走れたことを誇りに思う」
2025年4月6日(日)、第3戦F1日本GPの決勝が三重県鈴鹿サーキットで行われ、角田裕毅はレッドブル・レーシングに昇格して初となる決勝に出場し、12位でフィニッシュした。
角田は母国GP・鈴鹿での決勝を次のように振り返った。
■角田裕毅(レッドブル)
スターティンググリッド:14番グリッド
決勝レース:12位
「今日は厳しいレースでした。せめてポイント圏内でフィニッシュしたかったので、学びの面では良かったですが、結果には満足していません。ファンの皆さんの声援は毎周感じていて、その分、何かしらの結果で応えたかったです。
それでも、自分としてはレースでできる限りのことはやりきりましたし、この53周でマシンについて多くを学ぶことができました。どの部分を改善すべきかも、今でははっきりと見えています。決勝ではずっと他のマシンの後ろにいてトラフィックの中で走っていたので、正直このマシンの本来のレースペースを掴むのは難しかったです。でも、周回を重ねるごとにマシンへの信頼感が増していき、金曜日のスタート時点と比べるとはるかに自信がつきました。そういった点ではポジティブですが、やはりホームグランプリは年に一度だけなので、結果には悔しさが残ります。
次のバーレーンに向けて気持ちを切り替えます。2戦目ということでマシンの理解や自信という点では良くなっていくと思いますし、もっといい走りができると感じているので楽しみです。課題は予選なので、予選でしっかりと良いポジションにつけるよう臨みたいです。
マックス選手には『本当におめでとう』と言いたいですね。ホンダのホームグランプリで、レッドブルとの最後の年にホンダエンジンのマシンが勝てたことは本当に嬉しいです。そして最後に、日本のファンの皆さんに心から感謝を伝えたいです。これまでで一番多くの方が来てくれたように感じていて、そんな中で走れたことを誇りに思います。レッドブルレーシングのドライバーとして、ホンダエンジンで日本の皆さんの前を走ることができて、本当に幸せでした。」