記事要約
・ジャック・ドゥーハンは厳しいプレッシャーを感じていると元F1ドライバーが言及。
・リザーブの平川亮に交代させられたドゥーハンは、チーム代表からは信頼されているものの、将来的な保証は得られていない。
・ラルフ・シューマッハとフランツ・トストは、ドゥーハンのパフォーマンスに疑問を呈した。
■ドゥーハンは「気の毒だ」
ジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)は、ルーキーであるにもかかわらず、最初からシートを失うかもしれないというプレッシャーを浴びせられ、厳しい状況に追い込まれている。
元F1ドライバーのクリスチャン・アルバースは『デ・テレグラフ』紙に対して、ドゥーハンが気の毒だと述べた。
「彼はF1デビューしたばかりで、とにかく集中したいのに、楽しむことができないんだ。F1にいれば楽しめると誰もが思っているだろうが、実際はそうではない。初日からプレッシャーにさらされる。でもドゥーハンの場合は、本当にプレッシャーが大きい。数レースで交代するだろうという噂が飛び交っている。それもすべてコラピントのスポンサーのせいだ。それが決定的な要因になるだろう」
■チーム代表の見解と今後の展望
FP1ではリザーブドライバーの平川亮が走り、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)と互角の走りを見せた。平川亮にシートを譲った後、大クラッシュをしたドゥーハンに対して、チーム代表のオリバー・オークスはその行動を「判断ミス」と評した。
しかし、オークスは「ジャックはうまくやっている。今のところ問題はない」とも述べ、ドゥーハンに一定の信頼を示しているが、「チームにとって最善の判断を常に下さなければならない」とも述べており、ドゥーハンの将来には明確な保証を与えていない。
■シューマッハとトストの見解
元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは、このクラッシュがドゥーハンの増大する絶望の明確な兆候だと指摘し、「彼はそのコックピットにふさわしいことを示そうと必死で、速さと差を見せつけようとしている」とコメントした。
さらに『スカイ・ドイツ』に対して「アルピーヌからの影響だけでなく、ドゥーハンのドライビングも影響している」と語った。
「彼はミスが多く、十分な速さがない。フリー走行1回目で平川亮があのマシンに乗り込み、ピエール・ガスリーと互角に戦っていたのを見た。その後ドゥーハンが乗り込んできて、大きなミスを犯したんだ」と代役の平川亮の速さにも言及。
「今のところ、彼は状況に圧倒されている。どうなるか見守ってみたいと思うが、次のレースに出場できるかどうかは分からない」
一方、元レーシングブルズのボスであるフランツ・トストも「あのコーナーであそこまで速く入るのは無理がある」と述べ、ドゥーハンのミスに驚きを隠せない様子だ。
シューマッハとトストは、コラピントがドゥーハンの代わりを務めると考えているようだ。
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