現地時間2025年4月12日(土)、第4戦F1バーレーンGPの予選が行われている。気温26℃、路面温度31℃。
Q1でトップタイムを記録したのはランド・ノリス(マクラーレン)、2番手はルイス・ハミルトン(フェラーリ)、3番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)だった。
■レッドブル系4台は苦戦傾向
レッドブル・レーシングとレーシングブルズの計4台はいずれもホンダ・レーシング(HRC)製のパワーユニットを搭載している。
レッドブル・レーシングでは、角田裕毅はノータイムだったものの最後のアタックでタイムを残して14番手でQ2へ進出。一方、姉妹チームのレーシングブルズでは、新人のアイザック・ハジャーが安定した速さで10番手、リアム・ローソンは17番手でQ1敗退だった。
■【F1バーレーンGP】予選Q1速報
| 順位 | 車番 | ドライバー | マシン | タイム差 | 前車差 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 4 | ノリス | マクラーレン | 1:31.107 | |
| 2 | 44 | ハミルトン | フェラーリ | +0.112 | +0.112 |
| 3 | 1 | フェルスタッペン | レッドブル | +0.196 | +0.084 |
| 4 | 81 | ピアストリ | マクラーレン | +0.285 | +0.089 |
| 5 | 7 | ドゥーハン | アルピーヌ | +0.307 | +0.022 |
| 6 | 12 | アントネッリ | メルセデス | +0.308 | +0.001 |
| 7 | 39 | ルクレール | フェラーリ | +0.347 | +0.039 |
| 8 | 10 | ガスリー | アルピーヌ | +0.355 | +0.008 |
| 9 | 63 | ラッセル | メルセデス | +0.387 | +0.032 |
| 10 | 6 | ハジャー | レーシングブルズ | +0.484 | +0.097 |
| 11 | 55 | サインツ | ウィリアムズ | +0.484 | +0.000 |
| 12 | 31 | オコン | ハース | +0.487 | +0.003 |
| 13 | 14 | アロンソ | アストンマーティン | +0.527 | +0.040 |
| 14 | 22 | 角田裕毅 | レッドブル | +0.644 | +0.117 |
| 15 | 27 | ヒュルケンベルグ* | Kickザウバー | +0.891 | +0.247 |
| Q1敗退 | |||||
| 16 | 23 | アルボン | ウィリアムズ | +0.933 | +0.042 |
| 17 | 30 | ローソン | レーシングブルズ | +1.058 | +0.125 |
| 18 | 5 | ボルトレート | Kickザウバー | +1.079 | +0.021 |
| 19 | 18 | ストロール | アストンマーティン | +1.176 | +0.097 |
| 20 | 87 | ベアマン | ハース | +1.266 | +0.090 |
*追記:上記の予選Q1リザルトは当初のまま。その後、以下の混乱もあり変動となった。
■ヒュルケンベルグ、Q1の判定が遅れ16番手に
ニコ・ヒュルケンベルグ(Kickザウバー)はQ2へ進出したが、Q2終了後、Q1のベストラップがトラックリミット違反と判断された。そのタイムは当初有効とされ、Q2では13番手のタイムを記録していた。
ところが、Q3セッション中に他のドライバーが走行している最中、ヒュルケンベルグのQ2のタイムが突然取り消され、Q2では最下位の15番手に修正。さらにその後、Q1のベストラップも正式に取り消され、最終的には16番手となった。
■アルボンは“Q2進出扱い”に、しかしノータイムで15番手
一方、Q1で16番手とされ敗退していたアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)は、ヒュルケンベルグの失格により繰り上がる形でQ2進出扱いとなった。ただし、実際にはQ2を走行しておらず、ノータイムのまま15番手という結果が記録された。
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