第5戦F1サウジアラビアGP(ジェッダ市街地サーキット)の初日が開幕し、フリー走行2回目が行われた。
トップタイムはランド・ノリス(マクラーレン)、2番手はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、3番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)だった。
レッドブル・レーシングとレーシングブルズの計4台はいずれもホンダ・レーシング(HRC)製のパワーユニットを搭載している。
レッドブル・レーシング・ホンダRBPTの角田裕毅は6番手で、フェルスタッペンと角田裕毅はわずか+0.416秒差だった。
■角田裕毅、クラッシュ!赤旗!

しかし残り9分、最終コーナーで角田裕毅がクラッシュして赤旗が出た。イン側を攻めすぎて左フロントタイヤを壁に軽くヒットさせてしまい、フロントアームが折れてしまった。
わずかなミスだったが、サスペンションを破損させるには十分なインパクトで、コントロールを失ったマシンはそのままコーナー出口のアウト側に右フロントタイヤからクラッシュした。フロントウイングは外れ、周辺には飛び散ったデブリが散乱しており、フロント周りは全損の様子。
映像では、右リアタイヤと右リアウイングにもダメージが映っていたことから、ギアボックスへのダメージも心配だ。壁にはタイヤ痕が残っている。小さなミスだったが大きな代償となってしまった。RB21に自信を持ち始めた矢先の出来事だった。
マシンを止めた角田は「みんな、ごめんなさい」と謝罪すると、自力でコクピットを降りた。角田本人が無事だったのは不幸中の幸いだ。
A costly moment for Yuki Tsunoda in FP2 😱#F1 #SaudiArabianGP pic.twitter.com/ofXpR5gG9q
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Nooo! Yuki Tsunoda is into the wall and the red flag is deployed 🚩
The Red Bull driver is OK#F1 #SaudiArabianGP pic.twitter.com/K6uChMFWOE
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レーシングブルズ・ホンダRBPTは、アイザック・ハジャーは12番手、リアム・ローソンは14番手だった。
■【フリー走行2回目】F1サウジアラビアGP
| 順位 | 車番 | ドライバー | タイム差 | 前車差 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 4 | ノリス | 1:28.267 | |
| 2 | 81 | ピアストリ | +0.163 | +0.163 |
| 3 | 1 | フェルスタッペン | +0.280 | +0.117 |
| 4 | 16 | ルクレール | +0.482 | +0.202 |
| 5 | 55 | サインツ | +0.675 | +0.193 |
| 6 | 22 | 角田裕毅 | +0.696 | +0.021 |
| 7 | 63 | ラッセル | +0.706 | +0.010 |
| 8 | 10 | ガスリー | +0.839 | +0.133 |
| 9 | 27 | ヒュルケンベルグ | +0.926 | +0.087 |
| 10 | 23 | アルボン | +0.953 | +0.027 |
| 11 | 12 | アントネッリ | +0.975 | +0.022 |
| 12 | 6 | ハジャー | +1.039 | +0.064 |
| 13 | 44 | ハミルトン | +1.104 | +0.065 |
| 14 | 30 | ローソン | +1.221 | +0.117 |
| 15 | 14 | アロンソ | +1.395 | +0.174 |
| 16 | 87 | ベアマン | +1.487 | +0.092 |
| 17 | 7 | ドゥーハン | +1.645 | +0.158 |
| 18 | 18 | ストロール | +1.740 | +0.095 |
| 19 | 31 | オコン | +1.752 | +0.012 |
| 20 | 5 | ボルトレート | -- | -- |