記事要約
・F1第5戦サウジアラビアGP予選で、ルーキーのアイザック・ハジャーは14番手に終わり、Q3進出はならなかった。
・F1で初のジェッダ市街地コースに苦戦しつつも、限界まで攻め続けた姿勢と、チームメイトのローソンの奮闘を称えた。
・「あと0.2秒は伸ばせた」と語り、マシンバランスの難しさに悔しさを滲ませつつ、決勝への意欲を見せた。
F1第5戦サウジアラビアGPの予選で、ルーキーのアイザック・ハジャー(レーシングブルズ)は14番手に終わった。市街地ならではの難しさに苦しみつつも、最後まで攻めの姿勢を崩さず、初のジェッダで貴重な経験を重ねている。僚友ローソンの健闘を称えながらも、自身のパフォーマンスには悔しさをにじませた。
■アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
FP3:11番手
予選:14番手
「予選の最初のラップではマシンの感触が良く、うまくスタートできたのですが、そこからはあまり前進できませんでした。単純にQ3に進出できるほどの速さがなかったということだと思います。
このサーキットではミスが許されません。タイヤバリアではなくコンクリートの壁が待っているので、常に集中力が求められます。今週末はずっと苦戦していましたが、リアムはよく頑張ってくれて、今日のマシンの力を最大限に引き出してくれたと思います。あれが現状のマシンで出せるベストだったのでしょう。
特別に難しいサーキットというより、ベストを引き出すのが難しいコースですね。Q2の最後の1周はあと0.2秒は伸ばせたと思っていたので、少し残念でした。でもそれが限界だったと思います。1周の中でもマシンのフィーリングがしっくりこなかったり、バランスが一定でなかったりして、コーナーごとに常に適応しなければならないのが大変でした。
明日のレースはおそらく1ストップになると思います。チャンスは限られていますが、ベストを尽くします。」
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