■角田裕毅、6位へ繰り上がり ローソンに5秒加算ペナルティ
F1マイアミGPのスプリントレース後、リアム・ローソン(レーシングブルズ)に5秒のタイム加算ペナルティが科された。この裁定により、角田裕毅(レッドブル)は最終順位が6位に繰り上がった。
問題の接触はスプリント中のターン12で発生。ローソンはフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)をターン11の外側から抜こうと試みて並走状態になったが、レーシングガイドラインにおける「コーナーの権利」を得るには至らなかった。審議の結果、接触の主な責任はローソンにあると判断され、5秒加算に加えて、ペナルティポイント1点(過去12カ月で通算6点)も科された。
スチュワードは、アロンソとローソン、両チームの代表者からの聞き取りと映像証拠を確認したうえで、「ターン11のアプローチにおいて、ローソン車の前輪はアロンソ車の前輪より前には出ておらず、したがってラインの権利はアロンソにあった」と結論づけた。また、同コーナーの特性上、ターン11でのライン優先権はそのままターン12にも引き継がれると説明している。
この裁定により、角田はスプリントでポイント圏内となる6位に浮上し、3ポイントを獲得した。
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