F1を追放されたブリアトーレがアルピーヌ代表権掌握!ドゥーハンに代わってコラピント昇格報道加速

2025年05月07日(水)12:17 pm

記事要約


・アルピーヌF1はオリバー・オークス代表の辞任を発表し、ブリアトーレが業務を引き継ぐ。

・ドゥーハンに代わり、次戦イモラでコラピントが起用されるとの報道が各国メディアで相次ぐ。

・チーム内では支援金増加の交渉も噂され、ドゥーハンは結果を残せず交代の可能性が高まっている。


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■アルピーヌF1、オリバー・オークス代表が辞任 ブリアトーレが職務を引き継ぐ

BWTアルピーヌF1チームは、オリバー・オークスがチーム代表を辞任したことを発表した。

チームはオークスの辞任を即時受理し、今後の対応についても明らかにしている。

本日よりフラビオ・ブリアトーレがエグゼクティブ・アドバイザーとしての職務を継続し、あわせてオークスが担っていた業務も引き継ぐこととなった。

チームは、昨夏の加入以来尽力してきたオークスの貢献に感謝の意を表しており、彼の働きによって2024年のコンストラクターズ選手権で6位を確保できたとしている。

なお、チームはこの件に関してこれ以上のコメントはしないとしている。

オークスの辞任が発表されたのは火曜日の夜(日本時間7日早朝4時)だったが、その直前には、次戦イモラでのドライバー交代の噂が一気に加速していた。

■ドゥーハン、アルピーヌで最後のF1レースか?各国メディアがコラピントのイモラ起用を報道

ジャック・ドゥーハンがF1マシンをドライブするのは、当面マイアミGPが最後になる可能性が高まっている。すでに複数の信頼性の高い国際メディアが、アルゼンチン出身のフランコ・コラピントが次戦イモラでドゥーハンに代わって出走する見通しであると報じている。

報道しているのは、フランスの『レキップ』、ドイツの『ビルト』や『RTL』、イギリスの『BBC』、アルゼンチンの『Ole』、オランダの『De Telegraaf』など、いずれも名の知れたメディアばかりだ。

実際、マイアミGPの前からこの話題は盛り上がりを見せていた。アルゼンチン国営石油会社YPFの社長がマイクが入っているのを気が付かず「イモラでは彼(コラピント)が走る」と発言したことが、きっかけとなった。

一方で、アルピーヌの強力なアドバイザーであるフラビオ・ブリアトーレは、マイアミGP直前に「彼はリザーブドライバーだ。リザーブ、リザーブ、リザーブだ」と語り、現時点での立場を強調した。

しかしその裏では、ブリアトーレが複数の支援者からすでに流入している資金を“3倍”に引き上げるための交渉を進めているとの憶測も飛び交っている。

仏『レキップ』のフレデリック・フェレ記者は、「プレッシャーを受けた不運なドゥーハンは、チームにとって“不可欠な存在”にはなり得なかった」と辛辣に評価。「彼はレースでのアクシデントを重ねており、日曜のようなミスが、適応の時間すら与えない“短期評価型マネジメント”を加速させている」と指摘している。

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