記事要約
・フェルスタッペンが予選2番手、前日からの改善に手応え
・角田の無事を喜びつつ、タイヤ特性にやや苦戦と分析
・マクラーレンに警戒示しつつ、決勝での逆転を目指す
マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、F1エミリア・ロマーニャGP予選で2番グリッドを獲得。前日の苦戦から一転してマシンの仕上がりを大きく改善し、優勝を狙える位置につけた。角田裕毅のクラッシュにも言及し、その無事を喜ぶ姿勢を見せた。
■マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
予選:2番手(1:14.704)
「まず最初に、ユウキ(角田裕毅)が無事で本当によかったです。あれだけのクラッシュの後ですから、何よりそれが一番大事です。今日の予選で2番手を獲れたのは、全体として良い結果だったと思います。昨日からは大きく改善できましたし、クルマのフィーリングもかなり良くなりました。昨晩の作業が実を結び、ポジティブな変化がいくつも見られました。
バランスにも満足していますし、理想的なウィンドウに持ち込むことができて、マシンが本当に生き生きとしていました。ただ、今回使っているタイヤは僕たちにとって少し柔らかすぎて、想定以上にオーバーヒートしてしまい、それがパフォーマンスに影響しました。ペースを上げるほどにタイヤ温度が上がりすぎて、理想のパフォーマンスを引き出しきれなかったのは少し残念ですね。
それでもフロントロウからスタートできるのは良いポジションですし、満足しています。明日のレースはまた別の展開になると思います。マクラーレンはロングランでタイヤマネジメントに優れているので、そのあたりにアドバンテージがあるはずです。僕たちは自分たちの仕事に集中して、マシンから最大限の力を引き出せるように頑張ります。そして、良い結果で終えられたらと思います。」
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