記事要約
・角田裕毅がピットレーンスタートから追い上げ10位入賞
・予選クラッシュを挽回、メカニックへの感謝を強調
・次戦モナコに意欲「予選に向けて集中していきたい」
F1第7戦エミリア・ロマーニャGPの決勝で、角田裕毅(レッドブル)は予選クラッシュによるピットレーンスタートから果敢に追い上げ、10位でフィニッシュ。1ポイントを獲得し、マシンを再び走れる状態に仕上げたメカニックたちへの感謝を語った。レース後は「悔しさを振り切って全力で走った」と前を向き、次戦モナコへの意気込みを示している。
■角田裕毅(レッドブル)
決勝:10位(ピットレーンスタート)
「タフな週末でした。昨日のクラッシュのあと、メカニックたちが全力でクルマを修復してくれて、そのおかげで今日走ることができました。たった1ポイントかもしれませんが、少しでも恩返しできてよかったです。
昨日のことは正直まだ悔しいですが、気持ちを切り替えて全力で走りました。ピットレーンスタートからトップ10に入れたのは、ポジティブに捉えたいと思います。
今週末はチームとして一歩前進できたと感じています。予選に向けたセットアップは大きく変更しましたが、決勝では大きな手直しをせずに走ることができ、レースを通じて多くを学べました。
今日はマクラーレン勢をもう少し抑えたかったのですが、彼らは新品タイヤでグリップも良く、セーフティカーの影響もあって難しい展開になりました。
まだこのクルマに完全に慣れたわけではありませんが、次のモナコに向けて予選から集中していきたいです。そしてもちろん、マックス(フェルスタッペン)の優勝とチームの素晴らしい結果に心からおめでとうと言いたいです。」
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