記事要約
・第109回インディ500が開幕、33台が800kmの激戦に挑む
・佐藤琢磨は自己最高の2番グリッドから安定した走行を披露
・60周時点で再びトップ走行中、息子がピット作業でサポート
第109回インディ500がインディアナポリス・スピードウェイで開幕。200周・500マイル(約800km)の栄冠を目指し、33台が出走している。
インディ500で2度の優勝を誇る佐藤琢磨は、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLL)の75号車(アマダ・ダラーラ/ホンダ/ファイアストン)を駆り、自己最高となるフロントロー2番グリッドを獲得した。
しかし、スタート前にあいにくの小雨が降り出し、スタートはディレイ。その後、セーフティカー先導のもと、ようやくグリーンフラッグが振られた。インディ500の勝ち方を知り尽くす佐藤は、焦らず3番手で落ち着いた走行を見せた。クラッシュやピット戦略によって一時はラップリーダーにも浮上。インディ500では1周ごとに賞金が発生する。
その後、佐藤は1回目のピットインも難なくこなした。練習走行に続き、ピット位置を示す“ロリポップ”担当は、フランスF4に参戦中の息子・佐藤凛太郎(さとう・りんたろう)。ピット作業を終えてコースに復帰した琢磨は、60周時点で再びトップを走行中。順調に周回を重ねている。
■佐藤琢磨、1回目のピットイン
第109回インディ500の現場レポート📷
スタート直前の佐藤琢磨選手を激励👊
フロントロー2番グリッドから3度目の栄冠を目指し順調に走行中!
一時はトップを走行し、1回目のピットストップも無事成功!ロリポップ担当は引き続き佐藤凛太郎選手🍭
45周時点で2番手を走行中💨 pic.twitter.com/OSi3VzYl44— Honda Racing(HRC) (@HondaJP_Live) May 25, 2025