ニューウェイ効果でアストンマーティンに革命！“名もなきヒーロー”殺到、ホンダも日本でF1人材を募集
記事要約
・ニューウェイ加入発表で、アストンに人材面の好影響が発生中
・他チームや大学からの応募が急増し、若手の関心が高まっている
・次世代の「ニューウェイ」育成こそがアストンの未来を担う存在に
■ニューウェイ効果、アストンマーティンにすでに波及中とデ・ラ・ロサ
アストンマーティンのチームアンバサダーであるペドロ・デ・ラ・ロサは、エイドリアン・ニューウェイの加入による「効果」がすでにチームに現れていると語った。
ただし、元F1ドライバーのデ・ラ・ロサが言及しているのは、実際のトラック上でのパフォーマンスではない。ニューウェイは今でも2025年マシンにほとんど関与していないという。むしろデ・ラ・ロサが注目しているのは、人材面での変化である。デ・ラ・ロサはスペインメディア『Soy Motor』に次のように語った。
「変化はとても大きいです。ニューウェイが我々に来ると発表されてから、すべてが一変しました。今ではアストンマーティンで働きたいという人が増えています。他チームの人間もそうですが、特に大学からの応募が増えています」
「これは誰も予想していなかったことですが、実際に起きているのです。若いエンジニアたちは、本物のエキスパートと働きたい、早く成長したいと思っているのです」
「我々はつい、エイドリアン・ニューウェイが勝てるクルマを作る人物として見てしまいますが、彼と一緒に働こうとする“次世代のニューウェイたち”の存在も、我々にとって非常に重要です。彼らこそがアストンマーティンの未来をつくっていくのです」
「有名人ばかりに注目が集まりがちですが、実際にチームを勝たせるのは、そうしたビッグネームだけでなく、やがてその座につくかもしれない名もなきヒーローたちでもあるのです。」
■日本でもF1に関わるチャンス
なお日本でも、F1プロジェクトを担うホンダ・レーシング（HRC）が研究開発や技術者、ITエンジニア、営業・マーケティング・商品企画・広報など幅広い職種で人材の採用を行っている。日本にいながらニューウェイと間接的に働く場面もあるかもしれない。
●【F1カナダGP】2025年F1開催日程・タイムスケジュール・結果
