【F1カナダGP：FP1タイム／前車差】フェルスタッペン最速、ウィリアムズが肉薄！ホンダ勢3台トップ10、角田裕毅は11番手

記事要約

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・フェルスタッペンがFP1最速、アルボンとサインツが続く

・角田は11番手、RBPT勢は全体的にまずまずの出だし

・マクラーレンはやや控えめ、ストロールは母国GPで復帰

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●【F1カナダGP】F1-LIVE速報

2025年F1第10戦カナダGPがモントリオールのジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで開幕し、初日のフリー走行1回目（FP1）が行われた。

現地時間13時30分、天候は晴れ、気温16度、路面温度40度とコンディションは良好。

トップタイムを記録したのは、1分13秒193をマークしたマックス・フェルスタッペン（レッドブル）だった。0.039秒差の2番手にはアレクサンダー・アルボン（ウィリアムズ）、0.082秒差の3番手にはカルロス・サインツ（ウィリアムズ）が続いた。

4番手はジョージ・ラッセル（メルセデス）、5番手はルイス・ハミルトン（フェラーリ）。そのチームメイトであるシャルル・ルクレール（フェラーリ）は序盤にターン3でクラッシュを喫し、10番手にとどまった。アンドレア・キミ・アントネッリ（メルセデス）は13番手だった。

■ホンダRBPT勢

ホンダ・レーシング（HRC）製のパワーユニット「ホンダRBPT」を搭載するレッドブルとレーシングブルズの4台は、まずまずの滑り出しを見せた。

フェルスタッペンはトップタイムだったが、アイザック・ハジャー（レーシングブルズ）が6番手、リアム・ローソン（レーシングブルズ）が8番手、角田裕毅（レッドブル）が0.734秒差の11番手につけている。角田裕毅としてはトップチームのドライバーとしてそろそろ競争力を示さなければならないが、ヘルムート・マルコ博士によると、レッドブルのマシン特性はこのサーキットを苦手としており、戦う前から「勝てない」と白旗を揚げている。

■マクラーレンは控え目、母国GPストロール出場

マクラーレン勢はランド・ノリスが7番手、オスカー・ピアストリが14番手と、やや控えめな滑り出しとなった。

アルピーヌのピエール・ガスリーは9番手と上位に入り、チームメイトのフランコ・コラピントは19番手。両者の差はおよそ0.8秒だった。

アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは12番手、母国グランプリを迎えたランス・ストロールは15番手。ストロールは前戦スペインGPの予選後に古傷の手首の痛みを訴えて欠場していたが、無事に復帰を果たした。

前戦で5位入賞を果たしたニコ・ヒュルケンベルグ（Kickザウバー）は、このセッションでは最下位に沈んだ。

●【F1カナダGP】2025年F1開催日程・タイムスケジュール・結果

■【F1カナダGP】フリー走行1回目

順位	車	ドライバー チーム	タイム差 前車差
1	1	マックス フェルスタッペン レッドブル	1:13.193
2	23	アレクサンダー アルボン ウィリアムズ	+0.039 +0.039
3	55	カルロス サインツ ウィリアムズ	+0.082 +0.043
4	63	ジョージ ラッセル メルセデス	+0.342 +0.260
5	44	ルイス ハミルトン フェラーリ	+0.427 +0.085
6	6	アイザック ハジャー レーシングブルズ	+0.438 +0.011
7	4	ランド ノリス マクラーレン	+0.458 +0.020
8	30	リアム ローソン レーシングブルズ	+0.544 +0.086
9	10	ピエール ガスリー アルピーヌ	+0.624 +0.080
10	16	シャルル ルクレール フェラーリ	+0.692 +0.068
11	22	角田裕毅 レッドブル	+0.734 +0.042
12	14	フェルナンド アロンソ アストンマーティン	+0.779 +0.045
13	12	アンドレア キミ・アントネッリ メルセデス	+0.809 +0.030
14	81	オスカー ピアストリ マクラーレン	+1.005 +0.196
15	18	ランス ストロール アストンマーティン	+1.010 +0.005
16	5	ガブリエル ボルトレート Kickザウバー	+1.131 +0.121
17	87	オリバー ベアマン ハース	+1.327 +0.196
18	31	エステバン オコン ハース	+1.412 +0.085
19	43	フランコ コラピント アルピーヌ	+1.452 +0.040
20	27	ニコ ヒュルケンベルグ Kickザウバー	+1.628 +0.176