記事要約
・ホーナー代表、フェルスタッペンの2番手と200回目の快挙に満足
・カナダGPは気温上昇とグレイニング対策が勝敗のカギになると予測
・角田への10グリッド降格に「非常に厳しい」と不満を表明
F1カナダGP予選後、レッドブル代表のクリスチャン・ホーナーは、フロントロウ獲得と200回目の快挙に手応えを示す一方、角田裕毅への10グリッド降格ペナルティに対して「非常に厳しい」と不満を口にした。暖かい気候とタイヤのグレイニングが勝敗を分けると見ており、戦略次第で波乱含みの展開になる可能性を示唆している。
■クリスチャン・ホーナー(レッドブル代表)
予選:マックス・フェルスタッペン 2番手、角田裕毅 11番手(※FP3でのペナルティにより20番グリッドから決勝スタート)
「今日はあと一歩でポールというところまでいけて、ほぼ目標を達成しました。ジョージとメルセデス、お見事でした。明日はいいレースになるはずです。
金曜午前の走行は良かったのですが、午後にマックスのセットアップで少し試したことが彼の好みではなく、でもすべてが学びにつながりました。そして予選では安定した走りを見せて、去年と同じフロントロウを確保することができました。今年は気温も高く、これが我々にとって200回目のフロントロウです。重要な記録になりました。
明日のレースはタイヤの摩耗、特にグレイニングがカギになります。気温もさらに上がりそうですし、戦略が結果を左右する展開になるでしょう。マクラーレン勢もレースでは強いでしょうが、私たちは自分たちのレースに集中し、何ができるかを見ていきます。
ユウキ(角田裕毅)は今日は不運でした。彼に科されたペナルティは非常に厳しく、予選では良い走りをしていただけに10グリッド降格は本当に残念です。予選では安定した走りを見せ、Q3にもあと一歩でした。でも仕方ありません。明日のレースはそこから巻き返していってほしいです。」
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