記事要約
・ラッセルがポール・トゥ・ウィンで今季初優勝、アントネッリが初表彰台
・角田は12位、ローソンはリタイア。ホンダRBPT勢は苦戦
・終盤にマクラーレン同士討ち、ノリスがリタイアし謝罪コメント
■ラッセルがポール・トゥ・ウィン、アントネッリ初表彰台
2025年F1第10戦カナダGPがモントリオールのジル・ビルヌーブ・サーキットで行われた。現地時間14時、天候は晴れ、気温は23度、路面温度は50度まで上昇し、ドライコンディションでのレースとなった。
優勝はジョージ・ラッセル(メルセデス)。ポールポジションからスタートし、そのままトップチェッカーを受けた。2位はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3位には18歳のアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が入り、自身初のF1表彰台を獲得した。
■ホンダRBPT勢
ホンダ・レーシング(HRC)製パワーユニット「ホンダRBPT」を搭載するレッドブルおよびレーシングブルズ勢は、次のような結果となった。
18番グリッドからスタートした角田裕毅(レッドブル)は12位、アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)は16位でフィニッシュ。リアム・ローソン(レーシングブルズ)はリタイアに終わった。
■マクラーレン、終盤に同士討ち
レース終盤、残り4周の場面でマクラーレンの2台が4位争いの最中に接触。ランド・ノリスがオスカー・ピアストリのスリップストリームを利用し、ターン1に向けてイン側から仕掛けた際、ブロックラインを取ったピアストリのリアタイヤと接触。ノリスのフロントウイングが損傷し、そのままマシンをホームストレート上に止めてリタイアした。
ノリスは無線で「ごめんなさい。全部自分が悪くて、全部自分のせい。ごめんなさい、自分が愚かだった」と繰り返し謝罪した。
Piastri and Norris come together in Canada! 😱
Here's the collision between the two McLarens 💥#F1 #CanadianGP pic.twitter.com/sKo3GRQ63Q
— Formula 1 (@F1) June 15, 2025
このインシデントによりセーフティカーが導入され、そのままの順位でレースは終了となった。
●【F1カナダGP】2025年F1開催日程・タイムスケジュール・結果
■【F1カナダGP】暫定結果
| 順位 | 車 | ドライバー チーム |
タイム差 前車差 |
|---|---|---|---|
| 1 |
63
|
ジョージ
ラッセル
メルセデス
|
TOP
|
| 2 |
1
|
マックス
フェルスタッペン
レッドブル
|
+0.228
+0.228
|
| 3 |
12
|
アンドレア
キミ・アントネッリ
メルセデス
|
+1.014
+0.786
|
| 4 |
81
|
オスカー
ピアストリ
マクラーレン
|
+2.109
+1.095
|
| 5 |
16
|
シャルル
ルクレール
フェラーリ
|
+3.442
+1.333
|
| 6 |
44
|
ルイス
ハミルトン
フェラーリ
|
+10.713
+7.271
|
| 7 |
14
|
フェルナンド
アロンソ
アストンマーティン
|
+10.972
+0.259
|
| 8 |
27
|
ニコ
ヒュルケンベルグ
Kickザウバー
|
+15.364
+4.392
|
| 9 |
31
|
エステバン
オコン
ハース
|
+1周
--
|
| 10 |
55
|
カルロス
サインツ
ウィリアムズ
|
+1周
--
|
| 11 |
87
|
オリバー
ベアマン
ハース
|
+1周
--
|
| 12 |
22
|
角田裕毅
レッドブル
|
+1周
--
|
| 13 |
43
|
フランコ
コラピント
アルピーヌ
|
+1周
--
|
| 14 |
5
|
ガブリエル
ボルトレート
Kickザウバー
|
+1周
--
|
| 15 |
10
|
ピエール
ガスリー
アルピーヌ
|
+1周
--
|
| 16 |
6
|
アイザック
ハジャー
レーシングブルズ
|
+1周
--
|
| 17 |
18
|
ランス
ストロール
アストンマーティン
|
+1周
--
|
| -- |
4
|
ランド
ノリス
マクラーレン
|
リタイア
--
|
| -- |
30
|
リアム
ローソン
レーシングブルズ
|
リタイア
--
|
| -- |
23
|
アレクサンダー
アルボン
ウィリアムズ
|
STOP
--
|