FIA会長選、カルロス・サインツの父が出馬断念!ラリー界の伝説「ダカール優先」63歳の決断

2025年06月27日(金)5:01 am

記事要約


・カルロス・サインツSrがFIA会長選への出馬を断念

・来年のダカール・ラリー準備への影響も理由と説明

・FIAには変革が必要との認識は変わらず、動向を注視


■カルロス・サインツSr、FIA会長選への出馬を断念「今は理想的な時期ではない」

FIA(国際自動車連盟)の次期会長選に向けて有力候補と見られていたカルロス・サインツSr(シニア)が、出馬を見送る意向を明らかにした。

現職モハメド・ベン・スライエム会長への対抗馬として、複数の名前が水面下で取り沙汰されていたが、公の場で本格的な立候補の意志を示していたのは、ラリー界のレジェンドであるカルロス・サインツSrただ一人だった。

現在63歳のサインツSrは、F1ウィリアムズのカルロス・サインツJrの父でもある。自身のSNSで、FIA会長選への出馬を断念すると発表した。

「熟慮を重ねた結果、現時点は私の立候補にとって理想的な状況ではないと判断しました」とサインツは記した。

さらに、来年のダカール・ラリーへの準備に影響が出ることも理由の一つだと説明した。

「こうした懸念を踏まえ、現実的に考えて、今回はFIAでの挑戦を断念することにしました」と続けた。

その一方で、FIAには「重要な変革が必要」との考えを今も持っているとして、「今後の展開を引き続き注視していきたい」と締めくくった。

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