【F1オーストリアGP:決勝途中経過】波乱!サインツ発火リタイア、スタート直後にフェルスタッペンとキミ・アントネッリがクラッシュ!波乱の序盤にSC導入

2025年06月29日(日)22:50 pm

記事要約


・サインツがスタート前にトラブル、ブレーキ発火でリタイア

・フェルスタッペンとアントネッリがターン3で接触し両者リタイア

・レースは70周に減算、SC導入で序盤から波乱の展開に


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■サインツ、スタート前にアクシデント発生。ピットスタートもブレーキ発火でリタイア濃厚

F1オーストリアGPがスタート前から波乱の展開になっている。フォーメーションラップに向かうダミーグリッド上で、19番グリッドのカルロス・サインツ(ウィリアムズ)のマシンが動けなくなり、メカニックが介入してなんとか動き出したものの、マシンに触れたことにより規定によりピットレーンスタートとなった。

その後、1周してピットレーン出口に停車したサインツのマシンの左右リアブレーキからは炎が上がり、スタッフが駆け寄りすぐさま消火器で対応。サインツはそのままマシンをガレージに戻し、ノーズからピットへと押し込まれ、断続的に炎が上がるブレーキへの消火活動が続いた。サインツはスタートすることなくリタイアとなった。

■ターン3でフェルスタッペンとアントネッリが接触、両者リタイア。SC導入の波乱スタート

71周の決勝レースは1周減算され70周となった。そしてスタート直後から波乱の展開に。オープニングラップのターン3で接触が発生し、セーフティカーが導入された。

コース上にマシンを止めたのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)の2台だ。リプレイ映像では、イン側に飛び込んだアントネッリのブレーキングが遅れ、リアタイヤがロック。制動しきれず前方でターンインしていたフェルスタッペンの右リアに接触する形となり、両者そのままリタイアとなった。

フェルスタッペンは無線で「馬鹿らしい」と苛立ちを露わに。一方のアントネッリは「ごめんなさい、リアがロックしちゃって」とチームに謝罪。マシンを降りた後には、フェルスタッペンに直接謝罪するような場面も見られた。

なお、このクラッシュによりレース序盤からセーフティカーが導入され、各車の戦略にも影響を及ぼしている。

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