・角田裕毅はF1イギリスGPで15位完走、1周遅れの最下位に沈む
・難しい天候下で接触も、ペース不足とタイヤ摩耗が大きな課題
・ベルギーGPでは仕様変更予定、巻き返しに意欲を示す
F1第12戦イギリスGP決勝で、レッドブルの角田裕毅は1周遅れの15位完走、2戦連続の最下位という厳しい結果に終わった。セミウェットからドライへと刻々と変化する難コンディションの中でミスは避けたが、全体的なペース不足と極端なタイヤ摩耗に苦しめられた。
レース中、母国GPを戦う新人オリバー・ベアマン(ハース)と軽く接触して10秒ペナルティを科せられたが、角田はレース後すぐに謝罪したという。
3週間後のベルギーGPでは仕様変更が予定されており、巻き返しに期待がかかる。
スタート:11番グリッド
決勝:15位
「今日は本当に簡単なレースではありませんでしたが、自分にとってはそこまで荒れたレース展開にはなりませんでした。ただ、とにかく全体的にペースが足りず、ドライコンディションでもまったく速さがありませんでした。
雨とコンディションが最大の課題でしたし、いつも通りタイヤのデグラデーション(摩耗)もひどかったです。オリー(ベアマン)との接触も難しい状況でしたが、接触自体はとても軽く、それでもあのコンディションでは大きな影響が出てしまいます。レース後すぐに彼に謝りました。
今週末の収穫としてはショートランにはいくつかポジティブな点がありましたが、ロングランになるとどうしても極端にタイヤが持たなくなってしまいます。雨の中の走行は自信があったので、なぜペースが出なかったのかの理由を探る必要があります。本来のペースよりも遅く、ダウンフォースの影響もあるかもしれませんが、それだけではなく、もっと根本的に何かが足りなかったと思います。ベルギーではクルマは違うはずなので、それまでにしっかり準備して臨みます。」
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