・プロストはピアストリを「特別なドライバー」と称賛、自身と重ねる
・ピアストリとノリスの関係はセナとの確執時代とは異なると指摘
・マクラーレン勢の独走が続く限り、2人の自由な争いが望ましいと示唆
F1界のレジェンド、アラン・プロストが、現在チャンピオンシップをリードしているオスカー・ピアストリに感銘を受けていると語った。
2025年シーズンは、4年連続で王座を獲得してきたマックス・フェルスタッペンの支配に終止符が打たれ、新たな王者が誕生する可能性が高まっている。その有力候補は、マクラーレンの若き2人、ピアストリとランド・ノリスだ。
だがプロストは、自身がかつてマクラーレンでアイルトン・セナと繰り広げた激しい内部対決のような状況にはならないだろうと見ている。
「正直に言って、当時は他のドライバーやチームのことなんてまったく気にしていなかった」と、70歳のプロストはグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで、イタリアの『オートスプリント』誌に対して語った。
「彼らは我々のような問題(チームメイト間の確執)を抱えることはないと思います」
実際、ピアストリとノリスの性格は、プロストとセナの関係とは大きく異なっているが、プロストはピアストリに自身と重なる面を感じているという。
「私はオスカーのことをよく知っています。彼をルノーのアカデミーに入れるよう後押ししたのは私です。あのときチームは乗り気ではなかったのですがね」
「彼は特別なドライバーです。彼の立ち振る舞いが気に入っています。少し私に似ていて、その瞬間にどう動くべきかを判断し、賢くオーバーテイクを仕掛けるところがある」
「彼のようなドライバーは好きですよ」
ノリスが母国イギリスGPで優勝したことで、ポイント差はわずか8点に縮まり、3番手のフェルスタッペンとの差は大きく開いた。
「2人のドライバーがタイトルを争っている状況では、マネジメントは非常に難しくなります」とプロスト。
「でも、他チームや他ドライバーに対して十分なアドバンテージがあるなら、自由に戦わせるのがスポーツにとって一番いいことです」
「もしその差が縮まって、他のチームやドライバーとの争いが接近してきたら話は変わってくるでしょうが、今のところその心配はなさそうですね。」
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