・ワシェTD「角田はターン4のミスがなければSQ3進出可能だった」
・フェルスタッペンの内容は「ポールとの差がポジティブ」
・リアウイング変更など決勝に向けたセットアップに注目
F1ベルギーGPスプリント予選後、レッドブル・レーシングのテクニカル・ディレクター、ピエール・ワシェは、角田裕毅のSQ2敗退について「ターン4のミスがなければSQ3進出は可能だった」と分析。一方でマックス・フェルスタッペンのパフォーマンスには「ポールとの差がポジティブ」と手応えを語った。リアウイングの仕様変更も含め、決勝に向けたセットアップに注目している。
「スプリント予選は毎回難しい挑戦です。事前の走行がFP1しかなく、セッション中にタイヤも変える必要がありますからね。
角田は残念ながらSQ3の進出ラインに0.1秒届きませんでした。ただ、それは2周目のターン4でミスがあったせいで、もしそのミスがなければSQ3に進めていたはずです。
ポジティブなのは、マックスのポールとの差。これは評価できる内容です。自分たちに集中すれば、パッケージはしっかり機能していますし、期待どおりの働きをしてくれています。あとはレース中にどこでパフォーマンスを引き出せるかを見極めるだけです。
FP1からリアウイングを変更しましたが、これは現在のグリップレベルに合わせた調整で、日曜の決勝でどう作用するか注視していきます。」
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