・ガスリーが苦境にある角田に助言、経験を踏まえて語る
・大切なのはパフォーマンスに集中し限界を見極めること
・雑音を遮断し「どう上手くなれるか」を考え続ける姿勢を強調
F1アゼルバイジャンGP前のFIA記者会見に出席したピエール・ガスリー(アルピーヌ)は、レッドブル時代に苦しい経験を乗り越えてきた自身の立場から、現在レッドブルで厳しい状況にある角田裕毅について語った。
「状況は一人ひとり違いますし、僕たちはそれぞれ異なる方法で受け止めたり処理したりします。アスリートとして自分に合うやり方や、どんなサポートや環境が必要なのかは人によって異なります」とガスリーは話した。
「僕はユウキとそういう話を率直にしていますし、良い関係を築けています。最終的には、パフォーマンスに集中するのが一番大切です。競争の世界で本当に意味があるのは、出したパフォーマンスだけですから。自分が直面している限界を見極めて、どうすれば最大限スキルを発揮できるかを探る必要があります」
さらに、周囲の雑音に惑わされないことの重要性を強調した。
「常にたくさんの噂話や雑音がありますが、それを頭の中に入り込ませないようにする方法を見つけなければなりません。結局のところ、“どうやって今より上手くなれるか”を毎日考えて起きることが重要です。良い時期でも苦しい時期でも、その問いだけが前に進ませてくれます。彼が今季最後までそうやって取り組めることを願っています。」
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