F1日本GPドライバー相次ぐレギュレーション非難 6人の証言“攻めるほど遅い”異常事態に「胸が張り裂けそう」

2026年04月01日(水)21:24 pm

記事要約


・鈴鹿予選でエネルギー管理問題が露呈し、ドライバーから批判が噴出

・回生エネルギーの影響で高速コーナーでも減速する異常事態に、不満が拡大

・メルセデス優勢の中で他チームは苦戦し、勢力図が明確になりつつある


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■日本GPから導入されたレギュレーションの微調整 効果はほとんどなし

F1の2026年レギュレーションは、日本GPの予選でエネルギー管理問題の深刻さが明らかになったことで、ますます強い反発に直面している。

FIA(国際自動車連盟)が予選におけるエネルギー使用量に微調整を行ったが、その効果について問われたカルロス・サインツは、ただ微笑んで「ノー」と答えた。

問題は、キミ・アントネッリのポールポジションラップでも顕著に表れた。F1はこのラップをSNSで公開しようとしたが、視聴者はオンボード映像が名物コーナーである130Rの手前で途切れていることに気づいた。

考えられる理由は明白だった。世界屈指の高速コーナーである130Rで、エネルギー回収の必要性が極度に高まり、マシンは時速50km以上も減速したのだ。

F1は後に、技術的な問題が原因だったと説明した。

「キミのオンボードカメラはラップの途中で技術的な問題が発生したため、ラップの全映像をお見せすることができません」と広報担当者は述べた。

■多くのドライバーが現行レギュレーションに不満を抱く

しかし、ドライバーの反応ははるかに率直だった。

シャルル・ルクレールは予選ラップ後、無線で激怒した。「このレギュレーションは我慢ならない!冗談だろ」と感情を爆発させた。

その後、ルクレールは根本的な問題点を説明した。

「コーナーでより攻めようとすると、ストレートでもラップタイムでも遅くなってしまいます。FIAが公平性を保つために取り組んでいるのは理解していますが、現状では予選で大きな不利になっています」と付け加えた。

この不満はグリッド全体に広がっている。

「オリバー・ベアマンの発言を耳にしましたが、全くその通りです。コーナーを速く通過しても、ラップタイムは遅くなるんです」とアレクサンダー・アルボンは語った。

■世界に誇る鈴鹿サーキットで渾身のアタックを決められないことに「胸が張り裂けそうだ」と語るノリス

現世界チャンピオンのランド・ノリス(マクラーレン)は、この状況を「胸が張り裂けそうだ」と表現した。

「昨年やそれ以前の数年間と比べると、鈴鹿に来てこれほどスピードが落ちているのを見るのは、本当に胸が痛みます」とノリスは語った。

フェルナンド・アロンソはさらに率直だった。

「楽しさは失われてしまいました。鈴鹿サーキット攻略という醍醐味は、今年のマシンと共にすべて消え去ってしまいました。かつてF1の高速コーナーとして輝いていた場所は、今やバッテリー充電区間へと変わってしまいました。実に残念です」とアロンソは述べた。

■メルセデス独走の現状を打破するため、さらなる開発へ向けて春休みを最大限活用するフェラーリ

こうした批判の中、勢力図も次第に明らかになってきている。メルセデスが圧倒的な強さを見せつけ、他のチームは苦戦を強いられている。

「よいスタートを切れば、メルセデスのドライバーたちに少しはプレッシャーをかけられるかもしれません。しかし、いずれ彼らは僕たちを寄せ付けなくなるでしょう。今の彼らのリードはあまりにも大きすぎます」とルクレールは話す。

ルイス・ハミルトンもメルセデスとの差は「非常に大きい」と同意し、フェラーリのチーム代表フレデリック・バスールは、来たる春休み期間に解決策を見出そうとしている。

「マイアミGPの週末から、新たなチャンピオンシップが始まるでしょう」とバスールは述べた。

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