・ミック・ドゥーハンが息子ジャックのF1離脱を巡り、アルピーヌの判断は不公平だったと批判
・ジャックはアルピーヌ離脱後、ハースのリザーブとELMS参戦でキャリア再建を進めている
・ジャックはF1復帰を最終目標としつつ、スポーツカー転向の可能性も視野に入れている
MotoGPのレジェンドであるミック・ドゥーハンが、息子ジャックのF1キャリアが崩れていった経緯についてアルピーヌを批判し、この状況を「不公平だった」と述べた。
ジャックは2026年のヨーロピアン・ル・マン・シリーズ参戦をバルセロナでスタートさせており、スペイン紙『Marca』の取材に同地で応じたミックは、この問題がデリケートであることを認めつつも率直な意見を語った。なお、ミックはMotoGP500ccクラスで5度の世界王者に輝いた経歴を持つ。
「正直、この件について多くを語ることはできません。ただ、不公平だったと思います。最初からそうでした。シーズンが始まる前の時点で、ドライバーを交代させる決断が下されていました。そして、それで全てが決まったようなものでした。息子は長期契約を結んでいましたし、アルピーヌ初のジュニアドライバーとして加入していました。詳しくは言えませんが、何らかの理由で別の方向に進む決断がなされたのです。それだけのことです」とミックは語る。
ミックのこの発言は、息子のジャックが2025年初頭にフランコ・コラピントにアルピーヌのシートを奪われた後、キャリアの立て直しを進める中で出たものだ。
ジャック・ドゥーハンは現在、ハースのリザーブドライバーを務めるとともに、ニールセン・レーシングからヨーロピアン・ル・マン・シリーズにも参戦している。
「ジャックはたくましい若者です。今はこうしてバルセロナでレースをしています。現在はハースに所属し、リザーブドライバーとしてシート獲得を目指しています。もしかしたら、契約をきちんと尊重するチームに移籍できるかもしれません」とミックは続けた。
一方で、23歳のジャック本人もF1復帰をあきらめてはいない。
「ヨーロピアン・ル・マン・シリーズのキャリアに専念する可能性を否定しているわけではありません。そこにも素晴らしいチャンスがあります。ただ正直に言えば、F1が最終目標ですし、現時点でも単なる希望ではなく、十分にチャンスがあると思っています。自分の力で這い上がることができると信じています。もしそうでなかった場合でも、ヨーロピアン・ル・マン・シリーズに集中するのは良い選択です。あのカテゴリーでも素晴らしいキャリアを築くことができます」とジャックは語った。
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