・コラピントが不平等な扱いをされているとの批判に対してチームはその対応に追われている
・ガスリーは今年のアルピーヌのマシンを絶賛しており、夏休み明けにはマクラーレンやフェラーリと互角に争いたいという野望を持っている
・改めてチームはコラピントに全幅の信頼を寄せており、ガスリーと同じマシンを用意することを明言した
ピエール・ガスリーは、アルピーヌが自身のF1キャリアで最高のマシンを提供してくれたと語る一方、チームメートであるフランコ・コラピントに対する不平等な扱いを巡る憶測の否定にチームは追われている。
2026年シーズン序盤3レースを終えた時点で、ガスリーは高い評価を受けているアルゼンチンの若手ドライバー、コラピントを明らかに上回り、予選、スプリント、決勝レースのいずれにおいても直接対決でリードを保っている。
コラピントはガスリーのペースに追いつくのに苦労しているが、一部のファンはコラピントにガスリーと同等のマシンが与えられていないとまで主張しており、アルピーヌは異例とも言える強い言葉で反論を発表した。
しかし、ガスリー自身はマシンの総合的なパフォーマンスに手応えを感じている。
「あらゆるタイプのサーキットでマシンがきちんと機能してくれるのは嬉しいことです。大きな自信につながります。鈴鹿では、ハミルトンにラップタイムで0.3秒ないし0.4秒ほど遅れていました。
次のターゲットはフェラーリで、彼らに追いつくために全力を尽くさなければなりません。現時点では、表彰台争いに本格的に加わるには差が大きすぎますが、夏休み明けにはマクラーレンやフェラーリと同等に戦えるまでになりたいと考えています」とガスリーは語った。
ネット上で騒ぎが大きくなる中、アルピーヌはコラピントが不利な扱いを受けているという主張を否定した。
「チームは最速の2台のマシンをサーキットに持ち込み、両ドライバーが競争力を発揮し、チャンピオンシップでチームにとって重要なポイントを獲得できるよう、平等な機会を提供することに努めています」とチームは述べた。
アルピーヌは、製造上の制約により開発パーツが片方のマシンに先に搭載される可能性があることを認めたが、これは意図的なものではないと強調した。
「それは決して意図したものでも、望んだやり方でもありません。もし開発パーツが私たちの期待に応えるパフォーマンス向上につながるものであれば、両方のマシンにすぐに搭載できるようにしたいと考えています」とチームは断言した。
さらに声明では、より過激な批判を明確に否定している。
「妨害行為やコラピントにガスリーと同じマシンを用意していないといった疑惑は全く根拠のないものです」
アルピーヌはまた、コラピントへの支援姿勢を改めて強調した。
「コラピントは私たちのドライバーであり、チームは彼に信頼を寄せています。コラピントもチームを信頼してくれています。これは、ピエールと対等な立場でチームの一員としてコラピントに尽くしていることの表れです。」
●関連記事:
●アルピーヌ売却の動き加速・・・F1はグローバル拡大目指し、中国参入か?