ハミルトン契約に“介入制限”の可能性・・・フェラーリF1内統制に影響か、ルクレールとのバトルのゆくえ

2026年04月10日(金)17:45 pm

記事要約


・ハミルトンのフェラーリとの契約にはチームオーダー等の発令を抑制する条項が存在している可能性がある

・チームメイトバトルを続けると、全体的にポジションを落としてしまうことになるのでチーム首脳陣としては避けてほしい

・同士討ちによって、マシンが損傷した場合、昼夜問わず必死で組み立ててくれているメカニックをがっかりさせてしまうことになる


●【F1ライブ結果速報】F1日本GPもライブでお届け

■ハミルトンの契約にはフェラーリ首脳陣の介入を抑制する項目があるのか

元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは、フェラーリのルイス・ハミルトンの契約内容によって、同チーム代表フレデリック・バスールによるチーム内のかじ取りが難しくなっている可能性があるとの見方を示した。

とりわけ、シャルル・ルクレールとの激しさを増すコース上でのバトルに影響しているという。

フェラーリの両ドライバーは2026年シーズンの開幕戦で激しい接近戦を繰り広げており、特に日本GPではルクレールがターン1のアウト側からハミルトンをオーバーテイクするなど、接戦となった。

「*シケインでマシン同士が接触してしまいました。パンクしたんじゃないかとヒヤヒヤしましたよ」とルクレールはレース後に語った。
*シケイン:直線の速度を落とすために設けられ、あえてジグザグに走らせる区間

■過度なチームメイトバトルについては、本来はチーム首脳陣が介入しなければならない

元F1ドライバーのティモ・グロックは、この状況を放置すれば事態が悪化する可能性があると警鐘を鳴らした。

「チームが不利な状況にある時は、明確な線引きが必要です。もし2台のマシンが互いに邪魔し合い、バッテリーを消耗し、最終的にチームが順位を落とすような事態になるのなら、チーム首脳陣は介入しなければなりません。

フェラーリはここで毅然とした態度を示す必要があります。あのチームメイトバトルは限界ギリギリだったからです。レーシングチームの基本的スタンスは、”接近戦は許容範囲だが、接触は許されない”というものです。」とグロックはドイツメディアである『Sky Deutschland』に語った。

グロックはさらに厳しい予測を付け加えた。「私の勘では、いつか二人が接触してグラベル(砂利エリア)に突っ込むことになるでしょう」

グロックはまた、2026年のハミルトンの復活についても言及した。

「ルクレールは依然としてコンスタントに速いですが、ハミルトンは間違いなく私たちが見たい状態、つまり自信に満ちあふれ、レースを楽しんでいる状態に戻っています」

■チームメイトバトルによる同士討ちはチームの士気にも影響を及ぼす

一方でシューマッハは、水面下ではより複雑な事情があると考えている。

「このようなことを言うと批判を受けるかもしれませんが、ルイスは今年再びトップ争いに加わる一方で、それを可能にする契約を結んでいるのだと思います。

バスールが何か言いたかったとしても、言えないのかもしれません。だからこそフェラーリにはチャンスがないのです。ハミルトン自身が判断することになります。もちろん、それはチームにも影響を及ぼします。

朝から晩まで全力を尽くしているメカニックたちが、2人のドライバーが争うことでタイムを失い、場合によっては接触でパーツにダメージを負うことを目にすることになります。それはチーム内に不穏な空気を生み出すことになってしまいます」とシューマッハは述べた。

●関連記事:
●フェラーリF1最大の弱点はPU性能 3つのイタリアサーキットで集中テスト、春休みはフル回転

[DISPLAY_ULTIMATE_SOCIAL_ICONS]
前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック
```