「タイトル獲得チャンスは一度きりではない」とラッセル アントネッリ台頭にも冷静

2026年04月29日(水)19:50 pm

記事要約


・ラッセルは2026年を唯一のタイトル機会とせず、冷静な姿勢を強調
・アントネッリ台頭の中でも、ラッセルは長期戦を見据え自信を維持
・ラッセルは新レギュレーション下でも、焦らず表彰台奪還を目標に掲げた


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ジョージ・ラッセルは、メルセデスで高まるプレッシャーの中でも、2026年を自身にとって最初で最後のタイトル獲得機会とは考えていないと強調した。
今季ここまでチームは明らかに優位なマシンを持っているものの、チャンピオンシップランキングでは19歳のチームメート、キミ・アントネッリに3戦を終えて逆転を許している。

それでもラッセルは、自身の見通しに冷静だ。
「こうしたチャンスは一度きりではなく、何度も訪れると信じています。どの業界でも、ある目標を達成するために努力している人が、そのチャンスを一度しか得られないというのはおかしな話です。一瞬一瞬を大切にし、当たり前と思わず、しっかりとつかみにいきたいです。今年が唯一のチャンスになるとは思っていませんが、全力で挑みます」とラッセルはアメリカの『CNN』局に語った。

■「チャンスは一度きりではない」ラッセルの冷静な自己評価

アントネッリの急成長は、28歳のラッセルの目にも明らかだ。
「キミは素晴らしいドライバーです。昨年一年を通して、彼の才能と速さはすでに十分に感じていました。今シーズンのスタートは、彼にとって夢のようなものになっています」とラッセルは語った。

それでも、タイトル争いはまだ始まったばかりだと強調する。
「自分としては、自分の実力は分かっていますし、3戦だけで決まるチャンピオンシップはこれまで一度もありません。まだ先は長いです。この3レースを過大評価することはできませんし、自分の取り組み方が変わることもありません」

また、チーム内で激しい争いが予想される中でも、自身のアプローチを変えるつもりはないと明言した。
「それが自分のやり方ではありません。自分の信念も、自分がどんな人間かも分かっていますし、マシンの中で何ができるかも理解しています。そもそも、駆け引きをしてまで勝つつもりはありません」と、駆け引きをするか問われた際にラッセルは語った。

■アントネッリの台頭とチーム内バトルへのスタンス

議論を呼んでいる2026年のレギュレーションについても、ラッセルは他のドライバーよりも慎重な姿勢を維持している。
「中立的な立場から見れば、レースはかなりエキサイティングです。予選をもう少し楽しめる形に、そして少し戦略的な部分を減らせる方法を見つける必要があります。とはいえ、新しいレギュレーションでまだ3戦を終えただけですから、もう少し時間をかけて見ていく必要があります」と語った。

中東情勢の影響でF1カレンダーには空白期間が生じたが、マイアミGPでシーズンは再開される。ラッセルは当面の目標を明らかにしている。
「目標は再び表彰台の頂点に立つことです」と語った。

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