・サフナウアーがF1第12番目のチーム枠を巡る参入に改めて前向きな姿勢を表明
・中国BYDの関心報道やグリッド拡大を目指すFIAの方針を受け、参入議論が再び活発化
・参入は未定もサフナウアーは「資金も人脈も揃っている」と将来の機会に強い意欲
F1に12番目のチームが誕生する可能性に向けて、新たな動きが加速している。
中国の自動車メーカーであるBYDが参戦に関心を示していると報じられる中、グリッド拡大を目指すFIAの意向もあり、再び参入議論が活発化している。
こうした流れの中で、かつてアルピーヌF1やアストンマーティンF1のチーム代表を務めたオットマー・サフナウアーは、新規参入の可能性について前向きな姿勢を示した。
「もしF1が本当に12番目のチームを認めるつもりがあるのなら、それはF1を離れた今もなお、私が真剣に検討したい事項です。資金面の可能性や人脈など、すべて揃っています。将来的に機会が訪れれば、参入の可能性をしっかり検討するつもりです」と、オランダの雑誌『Formule 1』に語った。
現在、サフナウアーは若手育成カテゴリーで知られているファン・アメルスフォールト・レーシング(VAR)のCEO兼マネージングパートナーを務めており、過去には投資家グループとともにF1参入を模索していた経緯がある。
この経緯から、レッドブルのマックス・フェルスタッペンを輩出したVARが、そのままF1へステップアップするのではないかという期待も高まっている。
サフナウアーはこの点についても否定しなかった。
「このチームがそのまま12番目のF1チームになるのか?それは分かりません。可能性はあるでしょう。ただ現時点では、将来的に起こり得るシナリオのひとつに過ぎません。それが必ずしもファン・アメルスフォールト・レーシングの名前であるとは限らず、別の名称になる可能性もあります。いずれにせよ、あらゆる可能性を排除してはいませんよ」と語った。
なお、キャデラックは、アメリカのリバティ・メディアの傘下であるFOM※との長期的な交渉を経て、2026年にF1の11番目のチームとして正式参入を果たしている。
※FOM:Formula One Managementの略称。F1世界選手権の商業権(放送権、スポンサーシップ、開催契約など)を一括して管理・運営する組織
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