・コラピントがカナダGPで復調を示し、アルピーヌ内でも期待高まる
・マシン改善と経験の蓄積により、コラピントの競争力向上が鮮明に
・ガスリーがコラピントの成長を高く評価し、チーム連携強化を強調
●【F1ライブ結果速報】F1マイアミGP、カナダGPもライブでお届け
フランコ・コラピントが、ようやくアルピーヌで快適に走れるようになってきたと語った。
アルゼンチン出身、22歳のフランコ・コラピントは、2024年にウィリアムズから代役出走した際に印象的なパフォーマンスを見せ、大きな注目を集めた。
結果的にローガン・サージェントとジャック・ドゥーハンがF1シートを失う一因ともなり、コラピントは大きな期待を背負ってアルピーヌ入りした。
しかし、アルピーヌでフルタイムのシートを獲得して以降は、経験豊富なチームメイトであるピエール・ガスリーと比べて苦戦する場面が多かった。
その流れはカナダGPで変わり始めている。
ブエノスアイレスでの大規模なデモ走行を終えたばかりのコラピントは、現地でサッカー界のレジェンド、リオネル・メッシとも対面。続くモントリオールでは、アルピーヌ加入後、最も手応えのある週末のひとつを過ごした。
アルピーヌのアドバイザーを務めるフラビオ・ブリアトーレは、その後こう冗談を飛ばした。
「これからは毎週コラピントを、ブエノスアイレスへ行かせる必要があるかもしれませんね」
コラピントも、アルピーヌのマシン改善と自信の深まりが、ようやく噛み合い始めていると感じている。
「マイアミ以降、ファクトリーが行った変更が僕を大きく助けてくれているのは明らかです。それに加えて、自分自身もより競争力を発揮できるようになってきました」と、コラピントは『DAZN』に語った。
また、シーズン序盤が難しかった理由のひとつとして、多くのサーキットが未経験だったことを認めている。
「確かに、少しリラックスして走れるようになってきたと感じています。サーキットを知っていると、スプリントの週末でも何をすべきか理解できます。初めの年はサーキットを知らなかったので、とても難しかったですし、それは不利でもありました」
さらにコラピントは、ライバルたちに対してこう宣言した。
「これからはもっと自信を持って戦っていきます」
当初の最大の課題は、なぜ自分がガスリーほどの速さを発揮できないのかを理解することだったという。
「マシンで何が機能していないのかは、比較的すぐ分かります」と、コラピントは語った。
「でも、自信がない状態だと、それが少し難しくなります。少しずつですが、なぜ自分にガスリーのような速さがなかったのかを理解し始めています」
2025年シーズンに苦戦を強いられたアルピーヌだが、チーム内の雰囲気の変化も士気向上につながっているようだ。
「今年は激しいシーズンになります」と、コラピントは語った。
「ファクトリーでは全員のモチベーションが非常に高まっています。ポイントを持ち帰ることで、彼らに少しでも恩返しできてうれしいです」
ガスリーもまた、若いチームメイトの姿勢と成長を公に称賛している。
「彼は本当に素晴らしい人物です」と、ガスリーは語った。
「彼の姿勢が大好きですし、とても落ち着いています」
さらにガスリーは、現在の2人が同じ技術的な方向性を共有し、アルピーヌを前進させられていると考えている。
「僕たちは良いチームだと思います。感じていることも似ていますし、チームを同じ方向へ導いています。もちろん彼はまだ経験が少ないですが、常に正しい姿勢で臨んでいます」
またガスリーは、コラピントの力強い週末が重要な転機になったと評価した。
「彼はマイアミで素晴らしいレースを見せてくれました」と、ガスリーは語った。
「両方のマシンでポイントを獲得することは重要です。なぜなら、非常に長い選手権になるからです。結局のところ、すべてのポイントが重要になります。」
【関連記事】
●アルピーヌF1のブリアトーレ、コラピント躍進後もさらなる成長を要求