【F1】レーシングブルズ代表がローソンを擁護「信じられないほど素晴らしい」 ツォロフ昇格候補にも注視

2026年07月01日(水)12:00 pm

記事要約


・ローソンは離脱説を一蹴し、現環境への満足と今季集中を強調

・パーメイン代表はローソンを称賛し、求めた仕事を実行していると評価

・ツォロフの評価も上昇し、若手シート争いが今後の焦点に


レーシングブルズのリアム・ローソンは、シーズン終了後にシートを失う可能性があるという憶測を一蹴した。さらに、レーシングブルズF1チーム代表を務めるアラン・パーメインもローソンを改めて擁護し、今季の働きを高く評価している。

レッドブル育成ドライバーのニコラ・ツォロフは、F2で上位につける存在として注目を集めており、2027年にアービッド・リンドブラッドのチームメイトとしてレーシングブルズに昇格する可能性が取り沙汰されている。

スイス紙『Blick』のジャーナリスト、ロジャー・ブノワは、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)の弟子でもあるツォロフについて、レッドブル陣営にとって有力な育成候補だと指摘している。

ただし、現時点で最終決定は下されておらず、パーメインもオーストリアGPの舞台であるレッドブル・リンクで、2027年のドライバー体制について「まだ何も決まっていない」と強調している。

■ローソン、離脱説を一蹴「今のすべてに満足」

こうした憶測について6月25日、レッドブル・リンクで質問を受けたローソンは、現在の環境に満足していると語り、今季への集中を強調した。

「こういったことを話すのはまだ早すぎます。正直に言って、今のすべてに満足していますし、チームの雰囲気もとても良いです。ここまでのシーズンは自分にとってポジティブで、本当に楽しめています」

「もちろん、このマシンでは学ぶべきことが多く、毎週末そこに取り組んでいます。ペースは良いですし、それを維持しようとしています」

ローソンはまた、フルシーズンを戦った経験が自身の成長につながっていると説明した。昨年序盤にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)のチームメイトとして2戦に出走し、その後も厳しいシーズンを経験していた。

「F1デビューは簡単ではありませんでしたし、多くの課題がありましたが、フルシーズンを終えた今はとても落ち着いています」

「この12か月で多くを学び、今はすべてがうまくいっていると感じています」

■パーメイン代表、ローソンを「信じられないほど素晴らしい」と評価

一方、パーメインはスペイン紙『エル・ムンド・デポルティーボ』の取材に対し、ローソンのパフォーマンスを改めて称賛した。

「正直に言って、リアムは今年、信じられないほど素晴らしいです」とパーメインは語った。

「私たちはアービッドについてよく話しますし、それは当然のことです。ただ、リアムも昨シーズンの出だしは非常に厳しいものでした。しかも、彼は並外れた才能を持つアイザック・ハジャーと競っていました。しかし今年、リアムは私たちが求めたことをすべて、まさにその通りに実行しています」

「彼は完全に集中していて、今も非常に速く、チャンスが来ればそれを生かし、ミスをせず、素晴らしい仕事をしています。選手権ランキングでも良い位置につけています。それこそが、私たちが彼に求めていたことであり、彼はそれを実行しています」

■ツォロフ昇格候補も注視「扉を叩くことになる」

その一方で、パーメインはツォロフがF2で見せている印象的な走りによって、F1昇格への評価を高めていることも認めた。

「これは、とても良い悩みです」とパーメインは語った。

「彼はすでにメルボルンとモナコで勝っています。彼はもうすぐ扉を叩くことになるでしょう」

レーシングブルズに2つのレースシートしかない中で、評価の高いレッドブル育成ドライバーをさらに受け入れることができるのかと問われると、パーメインは笑みを浮かべてこう答えた。

「優れたドライバーが多すぎるというのは、常に良い問題です。彼は印象的な仕事をしていますし、私たちは彼を非常に注意深く見ています。彼は素晴らしい仕事をしています」

ローソンが現状維持に自信を示す一方で、ツォロフの評価も上昇しており、レッドブル陣営の若手シート争いは今後さらに注目を集めることになりそうだ。

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