フェラーリはほぼ互角 ルクレール予選6勝5敗、ハミルトン決勝6勝5敗 後半戦で均衡は崩れるか

2026年08月13日(木)12:00 pm

記事要約


・予選はルクレール6勝5敗、決勝はハミルトン6勝5敗で前半戦を折り返し

・両者ともグランプリ1勝、表彰台はハミルトン5回、ルクレール4回

・全11チームの比較でも際立つフェラーリの接戦ぶり


2026年F1前半戦のフェラーリでは、シャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンのチーム内対決が、予選と決勝でほぼ互角となった。

F1公式サイトが8月5日に公開した開幕11戦の比較では、予選はルクレールが6勝5敗、決勝はハミルトンが6勝5敗。それぞれがわずか1勝差でリードしている。

両者ともグランプリ1勝を挙げ、表彰台回数もわずか1回差。前半戦を終えた時点でも、明確な上下関係は見えていない。

■予選はルクレール、決勝はハミルトンが6勝5敗

F1公式サイトのチームメイト比較では、ルクレールが開幕11戦のうち6戦の予選でハミルトンを上回り、6勝5敗でリードした。

一方、決勝では数字が逆転。ハミルトンが6戦でルクレールより上位に入り、こちらも6勝5敗となっている。

さらに、グランプリでは両者が1勝ずつを記録。表彰台回数もハミルトン5回、ルクレール4回とわずか1回差で、予選、決勝、表彰台のいずれを見ても大きな差はついていない。

■全11チームの比較でも際立つフェラーリの接戦

フェラーリの接戦ぶりは、ほかのチームと比べても際立っている。

同じF1公式サイトの集計では、メルセデスはアンドレア・キミ・アントネッリがジョージ・ラッセルに、予選、決勝とも7勝4敗でリード。

レッドブルでは、マックス・フェルスタッペンが、アイザック・ハジャーに両部門で8勝3敗とリードしている。

マクラーレンは、ランド・ノリスとオスカー・ピアストリの決勝対決が5勝5敗。ただし、中国GPは2台ともスタートできなかったため、集計対象外となっている。予選ではノリスが7勝4敗でリードした。

全11組の中で、予選と決勝がともに6勝5敗となり、しかもそれぞれ異なるドライバーがリードしているのはフェラーリだけだ。

■6月はハミルトン優勢、ルクレールはブレーキ仕様を変更

もっとも、前半戦を通して常に互角だったわけではない。

6月のバルセロナ・カタルーニャGPから、ルクレールはブレーキ構成を変更。日本GPから従来とは異なる仕様を採用していたハミルトンと、同じ方向へ進むことを選んだ。

ルクレールは、それまで別のブレーキ構成を試しており、直近2戦では想定以上の課題に直面したことを認めていた。

同時期にはハミルトンがルクレールを上回る走りを続け、バルセロナ・カタルーニャGPではフェラーリ移籍後初のグランプリ優勝を達成。チーム内対決でもハミルトンが勢いを増していた。

■ルクレールがイギリスGPで反撃、再び均衡へ

しかし、その流れが定着することはなかった。

7月のイギリスGPではルクレールが優勝し、ハミルトンは3位。先に今季初勝利を挙げていたハミルトンにルクレールも並び、フェラーリの2人は前半戦を1勝ずつで終えた。

6月にハミルトンが優勢だった流れから再び差が縮まり、開幕11戦終了時点では、予選、決勝ともにわずか1勝差。数字の上でもほぼ均衡した状態でシーズンを折り返した。

■フェラーリのチーム内対決、後半戦で均衡は崩れるか

前半戦を終えた時点では、ルクレールとハミルトンの間に明確な上下関係は生まれなかった。

むしろ、週末やセッションによって優位が入れ替わる展開こそ、2026年前半戦のフェラーリを象徴している。

予選ではルクレール、決勝ではハミルトンがわずかに先行するなか、後半戦でもこの均衡が続くのか、それともどちらかが主導権を握るのか。

フェラーリのチーム内対決は、シーズン後半の大きな注目点となりそうだ。

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