ハースF1は、エステバン・オコンの2027年シートを巡り、4人のドライバーを2回のTPC(Testing of Previous Cars/旧型F1マシンによるテスト)で評価すると報じられた。誰にチャンスを与えるかを巡って、フェラーリとトヨタからの働きかけも強まっているという。
ハースは8月26~27日、ポルトガルのポルティマオでTPCを実施。レオナルド・フォルナローリ、ラファエル・カマラ、平川亮が参加し、比較基準となるタイムを記録するため、レギュラードライバーのオリバー・ベアマンも走行した。
また、ハースのリザーブドライバーを務めるジャック・ドゥーハンには、9月13日のマドリードGP終了後にヘレス(スペイン)で行われる別のTPCで走行機会が与えられる予定で、平川も参加する見通しだ。
フォルナローリは以前の走行ですでに小松礼雄代表に好印象を与えているが、フェラーリはカマラを強力に後押ししている。
ザントフォールトで、マクラーレンがフォルナローリを支援しているように、フェラーリもブラジル人ドライバーのカマラを支援するのかと質問されたフェラーリF1のフレデリック・バスール代表は、明確に答えた。
「私たちはラファエルを強力に支援しています。それは金銭面だけではありません。今年は多くのTPCで彼を走らせており、その費用は彼に提供してきた金銭的支援を大きく上回っています」
「テストに最高の状態で臨ませるために、そうしてきました。来季、彼をチームに迎え入れるための最善の方法も検討しています」
一方、トヨタは平川を後押ししているとみられる。また、ドゥーハンにもヘレスで実力を示し、シート候補に名乗りを上げる機会が与えられる。
ポルティマオとヘレスで行われる一連のテストは、ハースが2027年のドライバー候補を評価する重要な機会となる。オコンの将来は、2027年のF1グリッドを巡る動きのなかでも、特に不透明なもののひとつとなっている。
ウィリアムズがアレクサンダー・アルボンとカルロス・サインツの残留を決め、フェルナンド・アロンソもアストンマーティンに残留する可能性が高まっている。そのため、ハースはシートが空く可能性のある数少ないチームのひとつであり、決断を急ぐ必要はほとんどない。
TopNewsをフォロー・購読