FIAのモハメド・ビン・スライエム会長は、マドリードがF1カレンダーで長期の開催枠を確保し、バルセロナ・カタルーニャGPがローテーション開催へ移行する中でも、スペインは2つのF1レースを十分に維持できるとの考えを示した。
マドリンクでのスペインGPは2035年まで毎年開催される一方、バルセロナ・カタルーニャGPは新たなローテーション契約のもと、2028年、2030年、2032年に開催される。スペインの『EFE』によると、マドリードでビン・スライエム会長は、スペインの2つのレースが共存できない理由はないと語った。
「スペインでは2戦で問題ありません。以前はイタリアやドイツでも2戦開催されていましたし、アメリカでは3戦あります。そう考えれば、スペインで2戦開催することは物流面でも理にかなっています」
ビン・スライエム会長の発言は、F1のステファノ・ドメニカリCEOが数日前、バルセロナ側がローテーション開催を続けるのではなく、毎年開催する枠への復帰に引き続き関心を示していると明らかにした後に出たものだ。
一方、ビン・スライエム会長は、F1全体の年間開催数を際限なく増やすべきではないとも警告した。年間24戦程度が適切であり、ドライバー、チーム、スタッフへの負担を考えれば、25戦が事実上の上限になるとの考えを示した。
「何より問題なのは疲労です。安全性はそれに左右されます」
ビン・スライエム会長は、スペインが持つモータースポーツ全体の強さについても高く評価した。
「スペインは世界的なモータースポーツの拠点です。コンストラクター、ドライバー、情熱、競争、レース。ここにはすべてが集まっています」
さらに、マドリンクについても、年に1度F1を開催するだけの会場にはしたくないと語った。
「私たちは、1週間だけ使われるサーキットを望んでいるわけではありません。常設のサーキットにし、後世に残るものにしたいのです」
ビン・スライエム会長はまた、FIA会長選への出馬を断念したカルロス・サインツSr.についても短く言及し、ラリー界のレジェンドにはFIA会長を目指すためのさらなる準備が必要だったとの考えを示した。
「彼がFIA会長を目指すのであれば、勉強しなければなりません。私は12年間、選挙活動を続け、12年間仕事をしてきました。」
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