95歳の元F1最高責任者エクレストン、散弾銃を持って空港へ 「逮捕」報道を否定、銃は引き渡し

2026年09月22日(火)11:47 am

記事要約


・エクレストン、ポルトガルへの散弾銃持ち込みを認めるも「逮捕」は否定

・必要書類を所持せず約1時間事情聴取、散弾銃は当局へ引き渡し

・2022年にもブラジルで未登録の拳銃が見つかり、一時拘束


元F1最高責任者のバーニー・エクレストン(95歳)が、必要書類を持たずに散弾銃をポルトガルへ持ち込んだ問題で、一部メディアが報じた「逮捕」を否定した。

エクレストンは警察や税関当局から約1時間にわたって事情を聴かれ、散弾銃を当局に引き渡したが、正式に逮捕されたわけではないと説明している。

■プライベートジェットの検査で散弾銃が見つかる

問題は9月7日、エクレストンが妻のファビアナとともに、スイスからプライベートジェットでポルトガルのカスカイス近郊にあるティレス飛行場へ到着した際に発生した。

ポルトガル紙『Correio da Manhã(コレイオ・ダ・マニャン)』は、空港警察による通常の検査で散弾銃が発見され、エクレストンが拘束されたと報じた。その後、一部メディアも「逮捕」と伝えた。

しかし、エクレストンは英国の通信社『Press Association(プレス・アソシエーション)』から逮捕されたのかと尋ねられ、次のように否定した。

「いいえ。警察は非常に協力的で、この問題を解決するためにできる限りのことをしてくれました」

■クレー射撃大会への参加目的で持ち込む

エクレストンによると、散弾銃はポルトガルで開催されるクレー射撃大会に参加するため、スイスから持ち込んだものだった。

しかし、銃をポルトガルへ持ち込む際に必要とされた「ブルーブック」と呼ばれる書類を所持していなかった。

「彼らから『銃のブルーブックはどこですか』と尋ねられました」

「私は『分かりません。そんなものは、これまで聞いたことがありません』と答えました」

エクレストンは、税関職員と4人の警察官から約1時間にわたって事情を聴かれたという。

■散弾銃を当局へ引き渡し 今後の処分は不明

『Reuters(ロイター通信)』によると、その後、妻のファビアナが税関職員に付き添われてリスボンへ向かい、散弾銃を当局に引き渡した。エクレストン本人も、当局から求められた書類に署名したという。

一方、英紙『The Guardian(ガーディアン)』は、散弾銃が押収され、このようなケースでは通常、銃を所持していた人物が刑事手続きの対象になると報じている。

エクレストンは正式な逮捕を否定しているが、銃が返還されるのか、罰金や起訴などの処分を受けるのかは明らかになっていない。

■2022年にもブラジルで拳銃が見つかる

エクレストンを巡っては、2022年にもブラジルの空港で同様の問題が起きている。

プライベートジェットでスイスへ向かおうとした際、手荷物の中から未登録の拳銃が発見され、一時的に身柄を拘束された。

当時、エクレストンは拳銃を所有していることは認めたものの、手荷物に入っていることには気づいていなかったと説明した。その後、6,000ブラジルレアル(当時約15万3,000円)※を支払い、出国を許可された。

※6,000ブラジルレアル:2022年の平均為替レートで約15万3,000円。


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