ミック・シューマッハの母親が今週末、珍しくオーストリアGPに訪れている。地元紙『Kleine Zeitung(クライネ・ツァイトゥング)』によると、コリーナ・シューマッハは「普段は人目を避けている」とされているが、コリーナは木曜日と金曜日に息子ミック(25歳)と一緒にレッドブル・リンクを訪れた。ミックは来年アルピーヌでピエール・ガスリーのチームメイトとしてF1グリッドに復帰する可能性があるためだ。
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コリーナはミックのキャリア管理に深く関与しているわけではないが、アルピーヌで新しくエグゼクティブ・アドバイザーに就任したフラビオ・ブリアトーレは、ミハエル・シューマッハが90年代半ばに最初の2つのワールドチャンピオンシップを獲得したベネトンのチーム代表であり、旧知の仲だ。
権威あるイタリアのスポーツ紙『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』は、「息子のドライバー市場での関心が彼女の訪問理由の一つ」と見ている。
ミックは来週、ポール・リカールで2年前のアルピーヌをテストする予定で、2025年のレースシートをめぐってジャック・ドゥーハンとの“一騎打ち”になると報じている。