マックス・フェルスタッペン(レッドブル)と角田裕毅(RB)は、F1ベルギーGPの決勝グリッドでペナルティを受けることが決まった。両ドライバーは『ホンダRBPT』の新しいパワーユニットを投入するためだ。
●【2024F1第14戦ベルギーGP】全セッションのタイム、周回数/タイムスケジュール
フェルスタッペンは、5基目の内燃機関(ICE)を使用することになった。
一方、角田は、5基目のICE、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-Kに加え、3基目のエナジーストアと3基目の制御電子装置(コントロール・エレクトロニクス)を使用することになった。
■グリッド降格レギュレーション
F1のレギュレーションでは、ドライバーが許可された数を超えるパワーユニット・エレメント(要素)を使用する場合、各追加要素が最初に使用されるグランプリでグリッドペナルティが課される。
パワーユニットを構成する7種の要素のうち、いずれかで初めて超過した場合に10グリッドのペナルティが適用され、2回目以降は5グリッドのペナルティが適用される。
同じグランプリで同時にペナルティを受ける場合、ペナルティが15グリッド降格を超えると、ドライバーはレースの最後尾からスタートすることが求められる。
このレギュレーションにより、フェルスタッペンは今回10グリッドペナルティを受け、角田は最後尾からスタートすることになる。