F1前半戦最後となる第14戦ベルギーGP(スパ・フランコルシャン)の2日目、フリー走行3回目が行われた。
●【2024F1第14戦ベルギーGP】全セッションのタイム、周回数/タイムスケジュール
トップタイムはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、2番手はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、3番手はピエール・ガスリー(アルピーヌ)だった。
■2度の赤旗
このセッションは赤旗で走行時間が短かった。
1度目の赤旗は、ランス・ストロール(アストンマーティン)がクラッシュ。アクアプレーニングでスピンしてバリアにかなり激しく当たり、フロントサスペンションを壊してしまった。自力でマシンを降りて、メディカルカーに乗り込んでいる。その後、身体の無事が確認されている。
2度目の赤旗は、雨によって視界が悪くなり、万が一の場合にドクターヘリが離陸できないためだ。
残り2分でセッションは再開され、8台が路面状況を確認するためにコースイン。角田裕毅(RB)はガレージから出ていく際にリアを大きくスライドしながら勢いよくドリフト気味で出ていく姿がテレビでも放送された。
カルロス・サインツ(フェラーリ)はグラベルに飛び出してしまったが、なんとかクラッシュは避けられた。
結局、60分のセッションで合計33分ほどが赤旗で、ほとんど走行できなかった。最多周回も7周に留まった。
HRC Sakuraで製造されているHRC(ホンダ・レーシング)製パワーユニット『ホンダRBPT』勢は、以下の通り。
1番手 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
10番手 セルジオ・ペレス(レッドブル)
14番手 ダニエル・リカルド(RB)
15番手 角田裕毅(RB)
■【FP3】F1ベルギーGP
1 M.フェルスタッペン(レッドブル)
2 O.ピアストリ(マクラーレン)
3 P.ガスリー(アルピーヌ)
4 L.ノリス(マクラーレン)
5 E.オコン(アルピーヌ)
6 C.ルクレール(フェラーリ)
7 L.ストロール(アストンマーティン)
8 V.ボッタス(Kickザウバー)
9 L.ハミルトン(メルセデス)
10 S.ペレス(レッドブル)
11 A.アルボン(ウィリアムズ)
12 N.ヒュルケンベルグ(ハース)
13 F.アロンソ(アストンマーティン)
14 D.リカルド(RB)
15 角田裕毅(RB)
16 G.ジョウ(Kickザウバー)
17 L.サージェント(ウィリアムズ)
18 G.ラッセル(メルセデス)
19 C.サインツ(フェラーリ)
20 K.マグヌッセン(ハース)
この後の予選は日本時間23時から始まるが、天候により順位が混乱しそうだ。