F1ベルギーGPが終わった翌日の7月29日月曜日、ウィリアムズ・レーシングは、カルロス・サインツが2025年シーズンから延長オプション付きの2年契約でチームに加入することを発表した。
サインツはこれまでにF1で3勝、23回の表彰台、通算1,100ポイント以上を獲得しており、現在ドライバーズチャンピオンシップでは5位に位置している。
サインツは2023年シーズン、レッドブル以外のドライバーで唯一の勝利を達成しており、今年は虫垂炎の手術からわずか10日後のオーストラリアGPで優勝、今季はさらに4回の表彰台を獲得している。
サインツはフェラーリからウィリアムズに移籍し、アレックス・アルボンと共にチームをフロントグリッドに復活させることを目指す。
■カルロス・サインツ
「2025年からウィリアムズ・レーシングに加入することを発表できて嬉しいよ。
今年は複雑なドライバー市場の中で決断をするまでに時間がかかったのはご存じの通りだけど、ウィリアムズは僕がF1での旅を続けるに最適な場所だと確信している。歴史ある成功したチームに加入できてものすごく誇りに思うし、子供時代のヒーローたちが活躍した場所での挑戦に興奮している。
ウィリアムズをフロントグリッドに戻すことが最終的な究極の目標で、ワクワクする前向きな挑戦だ。
このチームが再び歴史を刻むために必要な要素をすべて備えていると確信しているし、1月1日からはチームのメンバー全員とともにウィリアムズを前進させるために全力を尽くすつもりだ。
ジェームス・ボウルズとウィリアムズの取締役会の信頼と決断に感謝したい。彼らのリーダーシップと信念が、決断に大きく影響した。成功するチームの核心は、そのチームの人材と文化にあると信じている。ウィリアムズは伝統と純粋なレースの象徴であり、プロジェクトの基盤は非常に強固で、その一員になれることを本当に楽しみにしているよ」