新星フランコ・コラピント(21歳、ウィリアムズ)が2025年にレッドブルの姉妹チームであるRBをドライブする可能性は低いと、レッドブルのF1アドバイザーであるヘルムート・マルコ博士(81歳)が明かした。
●【2024F1第20戦メキシコシティGP】全セッションの結果・タイムスケジュール
メキシコGPで、スカイ・イタリアのレポーター、ロベルト・チンケーロは、ウィリアムズでローガン・サージェントに代わってから印象的な走りを見せているアルゼンチンのルーキーにレッドブルがオファーを出していると報じた。
マルコ博士は、『Kleine Zeitung(クライネ・ツァイトゥング)』紙にこう語った。
「これは異例の状況だ」
「彼はジュニアカテゴリーで目立った存在ではなかった。もちろん、彼は優秀だったが、飛び抜けていたわけではない。しかし、リアム・ローソンのようにいきなり深い場所に放り込まれたにもかかわらず、彼の氷のように冷たい決意は私たちを驚かせた」
マルコ博士はコラピントのマネジメントに接触したことを隠していない。
「F1では、誰もが誰とでも話すものだ」
しかし、レッドブルとコラピントが2025年の契約を結ぶ可能性は低いと認めている。
「彼の問題はウィリアムズと長期契約を結んでいることだ」
ウィリアムズのジェームス・ボウルズ代表はコラピントをライバルチームに期限付きのレンタル移籍を申し出たことを認めているが、マルコはこう主張した。
「どのチームにとっても興味深いものではない。我々もジュニアドライバーを育成する良い立場にある。我々は他チームのために誰かを育成するつもりはない。」