この記事の要約
・アルピーヌF1はウィリアムズ・レーシングと合意し、期待の21歳のアルゼンチン人フランコ・コラピントと複数年契約を発表。
・コラピントは2025年、テスト兼リザーブドライバーの役割を担う。
・フラビオ・ブリアトーレは「最も有望な若手ドライバーの一人」を手に入れたと評した。
1月9日、BWTアルピーヌF1チームはウィリアムズ・レーシングとフランコ・コラピントの複数年契約の締結について合意したことを発表した。
21歳のアルゼンチン人ドライバーのコラピントは、2025年FIA F1世界選手権においてテスト兼リザーブドライバーの役割を担うことになる。
コラピントは昨シーズン途中、ウィリアムズからデビューし、世界中に強烈な印象を与えたものの、すでにウィリアムズはシートが埋まっており、コラピントはシートを得ることはできなかった。
当初はレッドブル・レーシングやアルピーヌなど複数チームがウィリアムズから契約を買い取ることに興味を示しており、その去就が注目されていたが、うまく契約をまとめたのはフラビオ・ブリアトーレだった。
■フラビオ・ブリアトーレ、エグゼクティブ・アドバイザー
「ウィリアムズ・レーシングとフランコ・コラピントとの契約が合意に達し、非常に嬉しく思っている。
フランコは、間違いなく、現在モータースポーツ界で最も有望な若手ドライバーの一人だ。昨年、フランコがF1グリッドに登場したことは、私を含め多くの人々を驚かせたが、ルーキー・ドライバーとしては非常に素晴らしいパフォーマンスを見せたと言えるだろう。
我々は将来を見据えており、彼の契約は、将来の成功に向けてチームを発展させるために、頼りになる若いドライバーの宝庫を手に入れたことを意味する。」